最後にインストールブログを書いたのはいつの日か。
なぁに!?6月ぅ!?
1台1台納得のいく仕上がりを維持しながら、少しでも多くの車をこなせるように日々活動していると、ブログが書ける隙間時間は現れる事なく時が過ぎ、、
今日はたまたま時間が現れたので、今しかないと溜め込んだ写真を整理して書いています。
6月飛んで9月11月となると、猛暑も過ぎて寒風が吹く季節となりまして、これまたインストール作業が捗るってんで次回はいつになる事やらと思っています。
別件で、
エモーションHPで観覧数がめちゃめちゃ多いコンテンツ 「スピーカー交換プラン」更新しました。
もう終わろうかとしているのに2026と題振っておりますが、インストール作業の傍ら、新しく登場したスピーカーや、今までテスト出来ていなかったスピーカーを更新してやっと完成!
DIYで楽しんでいる方も、遠方ゆえ他店様でお世話になっている方も、カーオーディオ好きの皆様が面白く読んで頂けるように、内容もレイアウトも新しくしました。
カーオーディオで音を良くするために必要な事なんかも沢山載せているので、ぜひご覧ください。
続いて「スピーカー交換プラン スタンダード」という新しいプランをスタートしました。
こちらは、
・何十万も予算かけれないけど、カーオーディオをやってみたい。
・DSPも入れたいから予算を振り分けたい。
・1段階ずつ音の変化を楽しみたい。音響加工は後々やる。
といった方向けの、要はスピーカーポン替えプランです。
以前は、最低でもこれはやっておいた方がいい。という最低限の音響加工をセットにしたものをご提案しておりましたが、近年の物価上昇もあり製品価格も上がっています。
であれば、エモーションが厳選した価格以上の音が出るスピーカーをまずは装着し、ご予算が出来た時に少しずつ手を入れて音質向上させていくスタイルの方が需要があるのではないかと思い設けた次第です。
ただし、そのままスピーカーを交換すると不具合が起きる可能性がある車種もあるため、適合可否のあるプランとなっております。お問い合わせいただければお答えいたしますので、ご興味がありましたらお気軽にご連絡ください。
休憩時にサクッと更新できるインスタも、よろしくお願いします。
しらちゃんのオススメ楽曲
・Snarky Puppy -Sylva (Remaster) 48kHz/24bit 2024/05 リリース
Snarky Puppyとオーケストラが融合した「Sylva」。ジャズやファンクをベースにした心地よいグルーヴに管楽器やストリングスが重なり、映画のワンシーンのように壮大な音楽が広がる。静かな場面から一気にスケールが広がる展開も魅力。深さのある奥行き、重低音域の情報量、音の分離感など、システム次第でこんな音入ってたんや!が次々に見つかる聴きこむほど面白い1枚。
インストール車両
本日は、トヨタ カローラフィルダー。
こちら漢の5速なMT仕様のフィルダーです。尚営業車。
”働く車じゃない方のお車”もコーディネートさせて頂いているお客様ですが、普段はこっちなので。と営業車フィルダーにもオーディオのインストールをご依頼頂きました。
増車のタイミングで現れたPioneerが誇るZ1GRと、デカい重い電気食うなBRAX MX4PROを組み合わせたフロントシステムに、
ラゲッジは”荷物を載せるのでフルフラット”が条件ということで、ヒドゥンインストールにて埋め込んだETON GRAPHIT 10-2をZAPCO Z2KDⅡで鳴らします。
ナビを母艦としたシステムの為、Z1GRのハイレンジはパッシブ仕様に。ムンドルフを使用したエモーションのハイグレードパッシブネットワークで繋ぎ、ノウハウを詰め込んだインストールを行ったお話です。
※去年の作業なので現行品ではない製品が現れます。
システム
[ナビゲーション] AVIC-CZ912-4

[Fスピーカー]Pioneer TS-Z1GR

[F用パワーアンプ]BRAX MX4 PRO
[サブウーファー] ETON GRAPHIT 10-2
「SW用アンプ] ZAPCO Z-2KDⅡ
[RCAケーブル] audio-technica AT-RX25

[スピーカーケーブル] audio-technica AT-RX12

インストールと解説
ヘッドユニットは、サイバーナビ。
去年の作業なので、現行品ではないですが、-4から見た目同じなのに中身が変わって音が飛躍的に良くなったと話題になったモデルです。
熟成されたサイバーナビは、ナビで音楽を聴く。という感覚に慣れた方であれば母艦として最適。
2way+SWまでをマルチにコントロールできるDSPを内蔵し、FLACのハイレゾ再生もできると来た。
”左右のスピーカーの中央では音楽を聴けないカーオーディオ”でマストとなる音響機能をナビ界隈で最高峰の性能をもって内蔵しているナビゲーションは非常に価値があります。
再生された音源がダイレクトにDSP機能を通って、処理された状態でアナログ出力されるという2in1的なデバイスなので、音声信号道中の劣化を抑え、情報をピュアに出力できる。
素敵やん。
Z1GRのハイレンジはAピラーワンオフ。
最適な位置に、最適な角度を向けて埋め込んでいます。
Z1GRが発売されてから、様々な車種に取付させて頂きましたが、やっぱり思うのはツイーターの音がエロい。
蒸着ベリリウム振動版のZ1GRは、艶感ありながらも、左右前後方向に正確な音場感と解像感があり、パイオニアらしい、まるでそこにアーティストが居るような立体的なサウンドが魅力です。
ツイーターとミッドレンジがポイントソース型で1つになったハイレンジによって、システム的にみると2wayシステムでも、分割共振歪みが極めて少ない3wayの音が出る。という最大の魅力を活かす事が出来るので、CSTドライバーのZ1GRとZ900PRSはカーオーディオに新しい風が吹いたと言える革新的なスピーカーだと思っています。
さて2wayシステムで駆動させるためには、ハイレンジをパッシブネットワークを介して鳴らす事となります。
CSTドライバーは、コンセプトである”点音源再生”というワードからもわかるように、可能な限り同軸上に配置されているので構造は問題なし。
ポイントは、パッシブネットワーク次第で大きく変化する事。
付属のパッシブネットワークを使ってZ900PRSを初めて聴いた時から、
あーこれもっと良く出来るな。と思ったエモーションでは、-12db/octをベースに、位相関係やピークを考慮して開発したハイレンジ用パッシブネットワークを発売。
かなりの個数を販売させて頂いておりますが、
やっぱりパッシブで変わるんやねぇ。。。と多くの方に驚きと感動のリアクションを頂いています。
勿論、Z1GRにも微調整を入れて使えるようにしていますので、今回も採用しています。

エモーションでは、従来からバイワイヤリングシステムなどの「既についているナビを使って高音質化を図るプラン」をご提案している事もあり、卓上での数値と、車載上の数値は異なる事を含めた”経験による資料”から、最適な数値を設定し、オリジナルパッシブネットワークを販売しています。

パッシブネットワークは、数値が肝です。適していない数値のまま高額なハイグレードパーツを使っても、音の繋がりが良くなることはありません。実に奥深い世界です。カーオーディオの場合は卓上と違い、車内の反射とも仲良くする必要があります。マイクを立てて、測定結果どおりに補正したからといって、必ずしも良い音になるとは限りません。音楽を聴きながら右耳の辺りで手を振ると、ゴロッと音が動くことからも分かるように、車内ではマイクを設置する位置が少し変わるだけで実音反射音の量が変わり測定値が大きく変化します。だからこそ最終的には耳を使った調整が必要となり、反射が原因か、TAのズレが原因かなどを瞬時に判断して落とし込んでいく経験値が意味を成してきます。
ドアはアウターバッフル、ドア防振はPAC1PlusVer2.0です。
この型のフィルダーは、トヨタ的にみると旧世代のドア構造なのでクセが少ない部類。しっかりと共振を抑えることが出来れば、良い状態に仕上がることが出来ます。
アウターバッフルというと、ドア内張りのスピーカー部の抜けが悪いから音が悪いのだ。と思われる方が多いように感じています。
勿論、これも音質に関わるポイントではあるのですが、エモーションのデモカーも長らくインナーバッフル仕様でありながら多くの方に驚いて頂いている事からも分かるように、早い段階でボトルネックとなるほどの問題点とまでは考えていません。
どちらかというと、アウターバッフルにする大きなメリットは、バッフルそのものを大きく、重く作ることができる点です。
前後に激しく振動するスピーカーをガッチリと固定し、エネルギーをなるべく逃がさないことの方が、音質的なメリットとして大きくなります。

様々な車種にカーオーディオをインストールしていると、車種によってドアのスピーカー取付部に違いがある事に気が付きます。
スピーカーホール周辺の鉄板を指でつまんで揺すると、グネグネと動く車から、殆ど動かない車まで様々あるのです。スピーカーバッフルを取り付ける鉄板部分の剛性が低いと、スピーカーが前後運動する際の反力によって取付面まで一緒に動き、せっかくのエネルギーが逃げてしまいます。すると、音の飛びが悪くなったり、低音のアタック音がボケてリズム感がなくなったり、となるわけです。その車でより良い音を目指すのなら、高剛性で共振しない材を使ってバッフル重量を稼げる構造でドアスピーカーをマウントする事は非常に有効な音響加工となります。
単純に「スピーカーの前にある内張りをなくして音を抜くから良くなる」というだけではなく、スピーカーを支える土台そのものを強固にし、入力通りにスピーカーが動けるようになる。
これが、アウターバッフルによって音が良くなる大きな理由のひとつです。
もう一つ付け加えるとすれば、インナー取付と比べると、よりスピーカーが手前に立ち上がるので、窓の隙間から入り込んだ雨水や洗車水がスピーカー背面にかかる量を減らすことが出来ます。
ドアの形状上スピーカー裏に水がかかりやすい車種は実際に存在していて、その手の車はレインガードを標準で装着して納車しておりますが、物理的にかかる部分を逃がせるのは強い。要するにスピーカー寿命に関わるという事ですね。
ドア防振のPAC1Plusのプラス部分は、内張り裏の制振がPAC1に追加されます。
ドアの内張り制振による音質向上は、殆どの方がおったまげるほど変わりますので、カーオーディオにおいて音質に直結するドアスピーカーを正確に鳴らしたい。とお考えの方は強くオススメしている施工になります。
PAC1を施工済みの方は、差額でPlus化出来ます。
少し予算出来たから何か音質向上できないかな?と思い立った時、PLUS化は費用対効果のある音響加工強化として施工が可能です。
パワーアンプとサブウーファーは、ヒドゥンインストールにて床下にインストールしています。
分かりやすいように半分解した状態での写真ですね。
BRAX MX4 PROは、控えめに言って爆熱アンプです。すこぶる高音質ですが、元気よく動いている時は目玉焼きどころの騒ぎではありません。そのため、このアンプの周辺はなるべく広く空間を確保し、風が通るレイアウトで製作しています。
一方ZAPCO ZⅡシリーズ1chアンプは、高効率で燃費の良いアンプです。
この価格帯で手に入る優れたサブウーファー用アンプとしてオススメしています。
このアンプをオススメさせて頂いている理由の1つに、”動かす”そして”止めること”が出来るアンプであるから。という点です。
めっちゃ動くけど止まらないサブウーファーは、フロントスピーカーとスピード感が合わず、フロントスピーカーが出す解像感をスポイルしてしまう事から、サブウーファーを力強く鳴らせないシーンがよくあります。
HIFIとは、重い高音、軽い低音と称されるように、2wayや3wayなどのマルチシステムこそ、音の繋がりは最重要ポイントです。
音響調整だけでなく、音色やスピード感に関しても機材の組み合わせで工夫することで、より良い音が手に入ります。
カーオーディオの音を良くする。
実は機材選びから始まっているのです。
営業車という事で、いつもよりも若干厚めで製作し、ここは音抜き穴あるから他より弱いよアピールも含めたスピーカーグリル風の天板でフィニッシュです。
手前側は車載工具が取り出せるように道具なしで開閉できるようにしていますが、奥側は固定しています。
床下の作り物を厚みのある天板で固定する事で強度を出せるので、爆熱アンプ君が快適に仕事出来る事を優先した設計で製作しています。気を使うアンプですが、コイツだからこそのサウンドを持つ優秀な製品です。
最後に音響調整を施して納車となります。
あとがき
作業ブログでは、様々な方向から情報をお伝えできるように、あえてヘヴィ級システムからご紹介しています。
比較的手頃な、スピーカー交換やDSPの装着も、毎日のように作業させて頂いており、そちらは休憩時間に更新できるEMOTION instagramの方でご紹介しています。
大きな予算はかけれないが、カーオーディオはやってみたい。
そんな方が圧倒的多数ですので、当店としても、なるべく安く、やって良かった!カーオーディオって面白いな!とご希望ご期待に沿えるよう知恵を絞ってご提案しております。
今までの経験から来る、ココをこうするだけで音良くなるよね。という僅かなノウハウも10集まれば誰でも感じれるほどの音質向上に繋がります。
ライトなシステムではコスパの向上を、ヘヴィなシステムでは圧倒的な感動のサウンド作りに繋がりますので、専門店としては絶対に手を抜けない部分だと考えています。
なにより納車の際に、エモーションに頼んでよかった!普段の生活が良い方に変わった!と感じて頂けるように作業させて頂いておりますので、もし興味があればお気軽にお問い合わせください。
アゴヒゲ白石








