スズキ スペーシアカスタム 良い音にする為の最短ルート

スズキ

暑い。

こうも暑いと、ぶらり写真旅に出ようという気も起きず、結局ゴロゴロして日が暮れる休日。
写真撮影がひとつの趣味だと、季節に沿った写真を撮りたいと思うモノなのですが、今年は風鈴程度で終わりそう。

このブログで、自分達が作った作品を撮る。
という用途でカメラを使ってはいるので、立派なカメラ持ってるけどホコリ被ってるシリーズは回避しております。

 

さてブログの写真をスマホではなくカメラで撮る理由。

ブログをクールに仕上げたいってのもありますが、もいっちょ思っている事があり、

車好きの方なら過去に乗っていた車の写真を残したいと思う方も多いはず。

“車好き“まではないにしても、その車と過ごした時間は、記憶にはっきりと残る時間だと思います。

その思い出の記録の中に僕が撮った写真が含まれているなら嬉しいじゃないですか。おそらく多くの本業カメラマンさんも思っている気持ちだと思います。

如何せんバタバタしていて写真を撮る事が出来ず、うちの車ブログに載らないなぁ。と思われている方いらっしゃるかもしれません。

もし希望されるのであれば、納車後エージングが進んで音の変化が出た時の無料再調整の際にでも、声をかけて頂ければハイポーズでございます。

 

※台風前から書き始めた記事なので追記。

台風9号、そして10号、幸いな事に大きな被害はありませんでした。

台風10号は、かなりオオゴトになると言われていたので、可能な限りの台風対策や、車が必要となる可能性等を考え、お預かりしているお車を一旦納車させて貰ったり、入庫予定を変更させて貰ったりと、多くの方にご協力頂き、こうして無事にブログを書く事が出来ています。有難うございます。

 

夜中の暴風で寝れなかったスタッフが殆どの中、

風呂に水を貯めて横になっていたら、AM10時まで爆睡していたしらちゃんは、もれなく元気。

今がチャンスと、夜な夜なさぼり気味のブログ更新に励む事と致します。

 

さて本日は、
スズキ スペーシアカスタム。

この車も、街中でよく見る人気の車種ですね。
多くの方が”軽自動車に求める要素”をしっかりと押さえた車種は、言うまでもなく需要あり。

そんなスペーシアは、ケンウッドナビが既設。スピーカーは純正。

この状態から、移動時間が楽しくなるようなサウンドに変化させるべく音響加工とスピーカー交換を行って参ります。

 

と言う事で、ヘッドユニットはKENWOOD。

比較的お手頃価格で、バリエーションも豊富。
当店入庫率、取付率も高めなナビゲーションです。

いつも書いておりますが、当店は音が良いからこのナビにしましょう!と一方的に押し付ける事は一切ありません。

ナビゲーションはドライブのお供。
操作性、画質、機能と、触っていてストレスを感じない事が非常に大切。そのストレスとは、レスポンスなのか、画面の綺麗さなのか、音質なのか。人それぞれなので、スピーカー選びと同じく、お客様が望む条件内からご提案しています。

 

スピーカーは例のやつ。

Morel Maximo Ultra 602。

ご来店頂いて、いくつかのスピーカーを聴き比べて、多くの方が選ばれるスピーカーです。

取付性も考えられたマウントが同梱してあるのも嬉しい所。
ミドルクラス以上であれば、取付を凝る場合が多いからか、マウントが付属していないケースもあるのですが、エントリークラスではマウントは最早必須。

カーオーディオの敷居を下げる為には、こうした工賃を抑える事が出来るアイテムは重宝されます。

またスペーシアのダッシュボードは上手いこと傾斜しており、付属のタケノコマウントで中々良い所を向きますヨ。

 

ドアは、カロッツェリアバッフルを小加工して取付し、防振はKーPAC1です。

サービスホールのみを塞ぐ防振も、逆相音回り込みによるキャンセリングを防ぐ事が出来るので、大きな効果はありますが、そのキャンセリング対策は他にやり方があります。

そこで当店は、材料と施工時間をより有効的、効率的に音響加工できる形を発案し、様々なテストを行った上で、お客様へご提供しております。

 

人気No1の“PAC1“と“K-PAC1“は、材料量と施工時間はほぼ同じ。違いは、どのように防振を行うか。

カーオーディオの高音質化計画の基本は、弱い部分から手を入れる事。
車種によって、その“弱い部分“は異なる為、PAC1シリーズを2つに分け、“PAC1“は標準的な車両に向け、“K-PAC1“は、内張りが音を出しやすい車両向けとしています。

デッドニングとか防振とかと言われると、”鉄板”の共振音を止めると言うイメージが強いので、内張りの音響加工はスルーされがちですが、

目に見えて、耳に見えて分かる様な、音量を上げた時などにビリビリ〜と鳴る共振は勿論、音楽に混ざって気づきにくい共振音は結構なレベルで発生しており、素の状態では、ほとんどの車種が音響的に見て悪影響を与えています。

その為、内張りを音響加工する事は、大きな音質改善に繋がります。

 

また防振材の見た目は鉄板に使用しているモノと同じに見えますが、違うメーカーのモノを使っています。
鉄板に使用しているモノでも同様の効果はありますが、対プラスチックに適している防振材を選択する事で長い間効果が持続します。1シーズン越したら剥がれ始めたなんて事があると問題なので、その辺りもテストを重ねて、間違いのない素材を使って施工しています。

 

内張りを戻したら元通り。

カーオーディオは、見えない部分に時間をかけて音響加工していく、つまり見えない部分に工賃がかかるという特性があります。更に専門店のブログを読まれる方は、その見えない部分に興味がある方が大半だと思うので、割と中身もガンガン公開しております。

所謂ノウハウに当たる部分は、
感覚だったり、耳で感じる部分だったりするので、公開しようにも逆に難しいもんです。

 

オリジナルのパッシブネットワークを用いて、バイワイヤリング接続を行い、最も安全に良い音に出来る様に変更し、音響調整を施して納車となります。

 

今回のように、既設のヘッドユニットを使い音響加工/スピーカー取付を行うパターンは、ブログに書いていない車も含めると、毎月かなりの数を施工しています。

専門店の技術をMIXした内容では、お手頃価格のプランの1つとなりますが、このプランを選択されるお客様は、“初めてのカーオーディオ“である場合が多い傾向です。

そうとなれば、
カーオーディオってスゲェでしょ!
と驚いて頂ける機会な訳なので、いつも通りの自分達も納得出来るクオリティで、価格も出来る限り抑えて、多くの方にカーオーディオの面白さ、素晴らしさをお伝えすべく頑張っております。

 

スピーカー交換プラン 2023

 

”カーオーディオ”はDIYでする楽しさや、物代以外の部分にコストがかかる面から、
トラブった時のアフターも考えて物だけ売って欲しい!→DIYインストールといったケースも多々対応させて頂いています。

一通り取付終わって、改めて音響調整の依頼にご来店いただいた際に

こげん大ごとならやってもらった方がいいわ。。と言われることもしばしばシマウマ。

ですです。
毎日インストール作業をしている慣れた僕達ですら、楽な作業とは思えません。

 

カーオーディオの商品は、”部品”です。完成品ではありません。

カーオーディオは、手を抜けば抜くほど、音質は落ちます。
ケーブル1本の通す場所の選択を誤ればノイズの発生に繋がり、高級高性能の防振材も、テキトーな施工を行えば低級低性能に早変わり。

カーオーディオってこんなもん?という結果になる事は誰一人望んでいないと思うので、取付で天と地の差がうまれる事は、過去も未来もずっと言っていきます。

 

 

チラ裏の話ですが、
当ブログはPC,スマホなど見ている環境に応じて表示を最適化するようなデザインにしているので、しらちゃんお得意の“改行“による読みやすさ向上作戦は、PCでの観覧では読みやすいのですが、スマホで読むと、変な所に改行が発生し逆に読みにくいと言う問題を抱えております。

前から薄々気づいていましたが、なんか上手い方法ないかなぁと考えながら色々試しているので、記事による書き方の違いは多めに見てやってください。

 

ではまたお会いしましょう。

あ、将来有望なスタッフさん、ずっとお待ちしています。

 

アゴヒゲ白石

 

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