アニソンとゲーム音楽の、カーオーディオ的考察

カーオーディオ

 

皆さんこんにちは、
エモ親方です。
福岡は、今日から天気が下り坂です。
明日の店休日は、家で一日ごろごろかな、
最近、アニメソングやゲーム音楽を楽しまれているお客様のご来店が非常に増えています。
私が若い時代、アニメファンの方の多くはバイク・二輪車を愛好される場合が多く、
またアニメ作品にもそういったシーンが多く観られました。
昨今ではそれが車とカーオーディオになりつつあるのかもしれませんね。
私がお店で出会うアニメファンの方々の、好奇心と探求心には常々驚かされます。
オタクと言う言葉は、初めは否定的意味で使われ始めたのかもしれませんが、
こんにちでは高い好奇心をもって探求し続ける人を指す、誇りある言葉としての意味を持っていると感じます。
探究心旺盛なオタクの方々の期待にお答えするには、
私たちも同じ気持ちをもって探求していかなければならないと強く感じております。
そこで、アニソン、それにゲーム音楽に合うカーオーディオスタイルについて、考察を始めました。
まずは、私が感じた、それぞれの音楽における音質の特徴について述べますと。
当たり前のことですが、基本はJ-POPです。
声優による歌、ロック系、ポップ系、オーケストラ、打ち込み系、ボーカル系など、
そのジャンル、質感は、非常に多岐に渡ります。
つまり一口で「これがアニソンだ」とか「これがゲーム音楽だ」とは断定できません。
しかし、多くの楽曲を聴いていくうちに、いくつかの特徴に気付きました。
〇声優が歌う女性ボーカルの曲は、言葉をはっきりと聞き取らせるため、中高音域を強調していることがある。
〇ロック系の楽曲はリズム感重視だが、低音はあまり強くはない場合が多い。
〇オーケストレーションの曲は、音像よりも音場感、特に広大さや重厚さを強調している場合が多い。
〇打ち込み系の電子音は、それとは気づかないほどリアルな場合もあれば、敢えて電子音に聞かせる場合もある。
 
こんなところです。
そこで、そんな特徴を持つ音楽を心地よく鳴らすことができるオーディオ機器の特徴とは、
●中高音域がうるさくないこと。
●低音が良く伸びること
●広大な音場感が表現できること。
●リズム感がある事
●迫力が出せること。
 
 
このような特徴が必要だと思われます。
では、具体的なオーディオ機器をご紹介していきます。
・スピーカー
MOREL(モレル)MAXIMO 6 カタログ価格¥39,000(税別)
エモーションスピーカー交換プランMOD,1に採用されているスピーカーです。
実際には製造中止になっていますが、世界中から惜しむ声が上がっており、
一年間延長となりました。
中高域に刺激感がなく、分厚い音が特徴です。
低価格機ですので、低音はさほど伸びていません。
従いまして、特にゲーム系音楽の場合は、
サブウーファーと組み合わせた方が良いでしょう。
HELIX P62C カタログ価格¥58,000(税別)
 
これは、エモーションスピーカー交換プランMOD,3に採用されているスピーカーです。
中高域に刺激感が全くなく、大人の音と言った風情。
寧ろこのくらいの方が声優の歌を聴いても耳に刺さり難いと思われます。
低音の量感、伸びもありますが、ややリズムが苦手なので、
スピーカーの音を締めてくれるパワーアンプとの組み合わせが良いと思われます。
ECS RM-160V カタログ価格¥80,000(税別)
エモーションオリジナルブランド、ECSのミドルクラス機
HPの方ではまだ追加していませんが、
「音の艶」と「臨場感」に関しては突出したものがあります。
従いまして、ミドルクラススピーカーの中では、
オーケストレーションを多用したゲーム音楽などには、
ベストチョイスの一つなのではないかと思います。
リズム感が良く、ロック系にも向きます。
MOREL(モレル)TEMPO ULTRA 602 カタログ価格¥80,000(税別)
これも、エモーションスピーカー交換プランプレミアムシリーズの一つです。
中高音域に刺激がなく、それでいて中音域の情報量が非常に高いので、
声優の歌がうるさくならないのに、はっきりと明瞭に聞こえるスピーカーです。
ミドルクラススピーカーの中では、アニソンベストチョイスの一つだと思います。
低音の伸びが良いため、打ち込み系の超低音にも対応できます。
・パワーアンプ
 
カロッツェリア GM-D8400 カタログ価格¥27,000(税別)
低価格クラスでは、抜群の音質だと思います。
中高音域のクリアネスが高いので、
中高音域に刺激のないスピーカーに、音の明るさを加えてくれます。
低音はやや抑え気味です。
硬さがあるので、リズム感はしっかりと出ます。
HELIX(ヘリックス)D-FOUR カタログ価格¥30,000(税別)
D-FOURと言う名前ですが、D級アンプではなくAB級です。
GM-D8400とは良い意味で真逆の音です。
音に余韻が多く、広がり感や奥行き感などの音場表現に長けています。
輪状案を樹脂される方はこちらが良いでしょう。
MTX(エム・ティー・エックス )JH3004 カタログ価格¥70,000(税別)
このブログを書いている途中で試聴テストを行った、最新作のパワーアンプ。
エモーションのスタッフ一同、大変驚きました。
この価格帯では、恐らく断トツ中のダントツなのではないでしょうか。
まず音離れが素晴らしいので、定位感が極めて立体的に出ます。
また、締まり感が良く、低音が膨らみすぎることが全くありません。
嫌な音の癖や刺激音も全くなく、非常にナチュラル。
それでいてダイナミズムも持っています。
スピーカーの組み合わせ次第ですが、
この価格帯では、今後エモーションの超おすすめアンプとなっていくでしょう。
HELIX(ヘリックス)C-FOUR カタログ価格¥180,000
いきなり高額になりますが、アンプの世界ではハイミドルクラスです。
上位ブランドのBLAX(ブラックス)とほぼ同じ路線の音質を持つアンプです。
ダンピングファクターは1000という、驚異的なとの締まりを持ち、
それでいて余韻や柔らかみ、音の質感などを失わず、ドライにはならず、
適度なウエット感を持った、質感高い音が特徴です。
ここまでくると、15万円以下のパワーアンプの音質は遥かに凌駕します。
別世界です。
さて、アニソン、ゲーム音楽の研究はまだまだ続けます。
今回ご紹介した以外にも、アニソン、ゲーム音楽に向いたオーディオ機器はたくさんあると思います。
また、ナビやDSPなどもご紹介する必要があるでしょう。
今度はHPコンテンツとして、更に詳しく解説してまいります。
それではまた。
TEL092-939-0789
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