オーディオテクニカ 新作RCA AT-RX280Aがヤバイ!試聴レビュー

試聴機

先日、テクニカさんより

2020年2月21日より発売開始されたレグザット新作RCA

Rexat AT-RX280Aを、聴いてみました。

AT-RX280A|車載関連製品|株式会社オーディオテクニカ
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“最高クラスRX5500シリーズのプレミアムな音質を継承”

RX5500を初めて聴いた時は、

あぁ、これがテクニカの本気か。

と感じました。

とにかく全項目において超ハイレベル。

高級ケーブルに良くある、

”特定のジャンルを良く鳴らす”ではなく、

情報量、解像度、帯域バランス、横方向、奥行き方向の再現性、

そして、車では重要な耐ノイズ性、剛性

実に素晴らしかった。

人間というものは不思議と、本当に良いと思った音は簡単には忘れません。

今でもはっきりと覚えています。

価格設定は、

AT-RX5500A

¥150,000- / 0.7m

数百本と聴いてきた自分達からすると、

”この音が出るなら15万は高くない”

と感じるのですが、

一般な見方をすると、少し感覚がズレてる気はします。

そこに

“最高クラスRX5500シリーズのプレミアムな音質を継承”

なんて言っちゃって、ポコっと現れた今回の新作ケーブル。

お高いんでしょ。と思ったら

AT-RX280A

¥36,000- / 0.7m

安い!!

買いましょうそうしましょう。

もうテクニカの罠に見事にかかっています。

とりあえず聴いてみますか。という事で

前型?に当たるAT-RX28を添えてAT-RX280Aを持って来て下さったので

じっくり聴いてレビューしてみます。

まずはRX28で耳慣らし。

¥35,000- / 0.7m

普段ディスプレイに繋げているRCAは、

お手頃価格の”普通の音”がするケーブル。

それから、とても良い音がするケーブルに繋ぎ変えた訳なので、

勿論、凄く良い。

音の密度が一気に濃厚に。

かと言ってゴチャゴチャしておらず、しっかりと整列して聴こえる。

あの楽器が、あ位置で演奏していて、

その後ろにドラムがあって。

意識せずとも、その録音風景が見えます。

帯域バランスもフラットよりで、所謂”メーカーの音”は感じません。

音の厚みもしっかりとあって、腰の据わった重心の低い芯のある音です。

!?

RX280Aに変えて5秒で判明。

これ5500の音や。

前型からの差額+¥1,000のAT-RX280A

¥36,000- / 0.7m

音は、¥150,000- / 0.7m でした。

変えた瞬間

どおおおおおおんと横に広がる広大なステージ。

これには普通にびっくり。

間違えてスピーカーきり変えたかと思った。

ただ横に広がったわけでなく、

センターの定位はしっかり、どっしりとしていて、

ただ広いだけではない事は間違いない。

繊細で正確、そして濃厚と来た。

奥行きの再現性も十二分。

芯があり、地に足が付く感じは勿論健在。

RX28で感じた良さに磨きをかけてきたと言いますか。

ウエットすぎず、ドライすぎず。

ソースを忠実に伝えたいという意志を感じます。

嫌な音一つせず、

変えて良かった感を直ぐに感じることが出来るケーブルです。

最近恒例となりつつあるツインレビューもしておきましょう。

以下親方レビュー

皆さんこんにちは、エモ親方です。

白石君からちょっとの間バトンを受け取ります。

AT-RX28で耳慣らしの後、AT-RX280に切り替えた際の音の変化は驚くべきもの。

まずリアリスティックであるという点。

とにかく、ソースに含まれる音という音が、格段にリアルに感じられます。

RX-28でも十分リアルだとは思いましたが、

まだ剥ける薄皮はあったようです。

ウッドベースの胴鳴きは正しく木の質感を感じさせ、

ギターの弦にピックが当たる瞬間を聴き取らせ、

ボーカルの消えかかるようなフェイドアウトが最後の吐息までしっかりと表現されます。

感動の深さが違う!

パワーアンプで言えば、10万円のものと40万円の物とを比較しているような差です。

「これは最早、同社の最高級RCAであるAT-RX5500と同等なのではないか?」

そんな気になっていたのですが、

メーカー担当者によると、やはり一対試聴すればRX5500の方が優れているとのこと。

しかしこの価格差ですよ、

僅かに劣っていたとしても、

手が届かない最高級ケーブルよりも、十分手が届く価格のこれを選んでおいた方が、

遥かに良いのではないかと思えました。

何れにしましても、今、パワーアンプをお使いの皆様には、

RCAケーブルをこれに交換する事をお勧めします。

このところ思う事は、

オーディオテクニカと言うブランドの音質的進化が目覚しいと感じる点ですね。

以前、このブログでもご紹介しておりましたが、

低価格機のAT-CA64なども、3,000円前後のRCAケーブルの中では群を抜いて音が良い。

AT-RX12という、1mで3,000円のスピーカーケーブルに勝る同価格帯のものは、そう多くはありません。

同ブランドは今、

非常に高いコストパフォーマンスを発揮しているのではないかという印象を受けます。

出来るだけ低価格で、ハイエンド級の音を目指したいとお考えであれば、

オーディオテクニカのケーブルは絶対に選択ワクに入れておくべきだと考えます。

では、しらちゃんにバトンを返しましょう。

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“テクニカの音がする”なんて一時期言われていましたが、

今のテクニカは全く感じません。

しかしですよ。

よくよく考えたらハイレゾ登場以来、

“良い音の定義”が変わった様な気もします。

D7X→サイバーXの違いの様に

高域の情報量、鮮度こそが勝負の分かれ目。

当時のテクニカが目指す音は、それだったのかもしれません。

つまり、

テクニカの音が変わったのではなく、

“人々が目指す良い音が変わった”って話かも。

いやはや5500、そして280Aの登場は、

テクニカ新時代の幕開け。

今のテクニカさんの

良い音、良いモノを出来る限り安く、音楽好きに届けたい。

そんな思いが言われずとも伝わってくる感じ、良いですよね。

アゴヒゲ白石

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