皆さんこんにちは。しらちゃんです。
長らくCarrozzeria TS-Z1000RS 2wayのデモカーとして活躍していた黄色のオーリスくんですが、この度スピーカーをZ900PRSへ変更し、生まれ変わりました。
ヘッドユニット
Carrozzeria AVIC-CZ902XS
スピーカー
Carrozzeria TS-Z900PRS
パワーアンプ
Carrozzeria RS-A09X ×2
エモーションオリジナル
ハイレンジ用-12db/octパッシブネットワーク
この構成で鳴らしています。
インストール方法は、Aピラーワンオフとインナーバッフルです。
カーオーディオで良い音にする為には、ココは手を入れておかなければならない!だけを施工した、
うちのもこげんして!と言えるような車として製作しました。
ゴリゴリのインストールではなく、ある意味最低限のインストールで仕上げています。
以前から書いている、Z900PRSはパッシブを変更する事で激変する。を体験頂ける様に、当デモカーでもエモーションオリジナルのハイレンジ用-12db/octパッシブで、ハイレンジの帯域分割を行っています。
この部分をパッシブにする事で、本来3wayにするのなら6ch分のパワーアンプとそれを制御するDSPが必要になる所、4ch分のパワーアンプとDSP、つまり2way構成で3wayをコントロールできるZ900PRSの魅力を最大限活用した構成となっています。
-12db/octへ変更する事で、全スピーカーの音の繋がりが圧倒的に良くなり、
実は元々のZ1000RSのミッドバスがドアについとるんやろ?
と言いたくなる程、ドアが鳴りまくっています。
世間では、ハイレンジは良いけど、ミッドバスが全く鳴らんと言われているZ900PRSですが、
このデモカーは、纏まっているのにすね毛が揺れる程鳴っています。
ここまで鳴るZ900PRSは世界一だと思います。知らんけど。
インナーバッフルで最大限良い音に仕上げる為に必須である、
内張りと鉄板間の音の回り込みを遮断する遮音スポンジの跡を見れば、内張りと密着している事がご理解頂けるかと思います。
この辺りの小さな工夫の数々が音に現れてくるわけですね。
ん??
まてまて、おたくのパッシブってハイレンジのパッシブじゃなかった?ドア?
よく気が付きました。そうなんです。ハイレンジのパッシブ変えたらドアの音が変わるんです。
意味不明でしょう。オーディオって面白いですよね。
”音の繋がり”
当ブログでは頻繁に出てくるワードですが、実際、専門用語でなんのこっちゃですよね。
では実際に聴いてみて下さい。
音が繋がっていればこうなるを体験できます。
前から来る音の塊感と、腹に来る低音ッッッッ!!
弦1本1本が聴き取れるほどの、音の分離感ッッッッ!!
ボーカルの芯とアンビエントの”◎”の関係ッッッッ!!
音楽を感じて下さい。
定位だけの音との違いを感じて下さい。
ドノーマルの車にスピーカー交換しただけではこの音は出ません。
音響加工と音響調整があってこそ、スピーカーの本領が発揮できるのです。
さて、エモーションの過去のデモカーは、カーオーディオコンテスト入賞を視野に入れた車が多かったので、ゴリゴリのアウターバッフル、ゴリゴリの車両全体の防振など、かなり手間をかけた車両が殆どでした。
これはこれでカーオーディオって感じではありますが、
ここ最近のエモーションは、音楽好きが幸せになれる車を作る事。が基本となっているので、
カーオーディオで良い音にする為には、ココは手を入れておかなければならない!
を考えたプランニングで施工させて頂く事が多く、黄色いオーリスくんは、その見本としてもご活用いただける今のEMOTIONデモカーとなっています。それゆえリアドアやルーフ防振はしておりません。
勿論ながら屋根やフロアなど車両の防振も施工した方が、車は静かになるし、音も良くなりますが、
悪い所から改善していく
この方法が、コスパ良く良い音に仕上げる事が出来る最短ルートなので、良い音にしたいというご要望の際は、この流れでご提案しています。
施工の際にケーブルを引き直す(引き足す)必要がある場合、そのケーブルを初めからグレードの高い物にしておく事なども、将来の工賃を節約できるテクニックですのでご検討頂ければと思います。
勿論、カスタム色の強い施工も喜んで承りますのでお気軽にお問合せ下さいね。
そんなわけで、生まれ変わった黄色いオーリスくん
当店のお客様も、当店に来たことない方も、九州旅行次いでの冷やかしでも。
ぜひご視聴下さい!
多くの方に”カーオーディオの素晴らしさ”と ”スピーカーのポテンシャルを引き出す意味”を広めたい!
デモカーが店舗に居ない時もありますので、ご視聴希望の際は事前に連絡をお願い致します。
アゴヒゲ白石
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