スバル SJフォレスター 良い音にする為に詰め込んだものとは

スバル

なんと普通の1枚目。
なんとインスタの使いまわし。

作業途中の写真なんかはブログではなくインスタの方ばかりなので、
これといった1枚がなく採用。

 

さて何かに夢中になると全力でソレをやり始めるタイプの僕は、
新しい事を始めない方が身の為なのですが、

仕事が立て込んでいる時は、何処かで本気のガス抜きをしていないと割とマジで支障が出たりするので、趣味が多い事は良い事なのです!支払いは後から考えるのです!

という都合の良い言い訳をブツブツ言いながら熱心になっています。

 

そんな”あんぽんたん”のいるエモーションでは、
ここ最近は作り物が多いヘヴィデューティーなご依頼が続いていましたが、月末になるとポコッと隙間があいたりして、後回しにし続けている作業を少しずつ進めていたり、ブログを書いたり。
ブログに限っては、間が空くと”キャラクター”を忘れて書き方が変わったりするので、出来るだけコンスタントに投稿したい。

濃い作業のお車は、こうして多くのカーオーディオファンの方の参考にもなるので、いつもの様に豆を混ぜながら出来るだけ多く書いて参ります。

 

こんにちは、あんぽんたんです。

 

 

さて本日は、スバル SJ型フォレスター。
当店お客様も、かなりながーく乗られている方が多いフォレスターの名型。

車そのものも良い車ながら、オーディオでの素性も良くて、ポイントを抑えたインストールを施せば、ライトなシステムでも良い音になります。

また、ボッコリ凝ったインストールを行えば、しっかりと音に反映され、ちょっとした工夫がダイレクトに効く感じは、施工する側としてもご機嫌ご機嫌です。

 

そんなフォレスターのシステムは、

ヘッドユニット
Carrozzeria AVIC-CZ902XSⅲ

AVIC-CL902XSIII/AVIC-CZ902XSIII | ハイエンドオーディオ カーナビ(サイバーナビ Xシリーズ) | カーナビ・カーAV(carrozzeria) | パイオニア株式会社
音の真実は、ディティールに宿る。これまでのカーナビの常識を超える、圧倒的なオーディオ性能を纏い「ハイエンドオーディオ カーナビ」という新たな世界を切り拓く。サイバーナビ Xシリーズ(AVIC-CL902XSIII/AVIC-CZ902XSIII)の紹介ページです。

スピーカー
Carrozzeria TS-Z900PRS

TS-Z900PRS|ハイエンドスピーカー|スピーカー|パイオニア株式会社
【パイオニア公式】圧倒的な臨場感と実在感を点音源再生で実現。カロッツェリアのセパレート3ウェイスピーカー「TS-Z900PRS」の特長紹介ページです。

パワーアンプ
Carrozzeria PRS-D800

PRS-D800 | パワーアンプ | システムアップ | カーナビ・カーAV(carrozzeria) | パイオニア株式会社
音に込めた深い情感を幅広いリスナーに届ける。複数台設置の一体感にもこだわったデザイン性を実現し、多彩なシステム発展にも対応するカロッツェリアのデジタルパワーアンプ「PRS-D800」の特長紹介ページです。

サブウーファー
Carrozzeria TS-WX2530

TS-WX3030/TS-WX2530/TS-WX2030 | サブウーファー | スピーカー | パイオニア株式会社
【パイオニア公式】独自技術でパワフルかつキレのある重低音を実現。カロッツェリアのサブウーファー「TS-WX3030/TS-WX2530/TS-WX2030」の特長紹介ページです。

サブ用パワーアンプ
Carrozzeria GM-D8100

GM-D8400/D8100 | パワーアンプ | システムアップ | カーナビ・カーAV(carrozzeria) | パイオニア株式会社
手軽な取付けで、音の劇的変化を実感。様々な高音質テクノロジーを搭載したカロッツェリアのパワーアンプ「GM-D8400/GM-D8100」の特長紹介ページです。

WIFIモジュール
Carozzeria DCT-WR100D

DCT-WR100D | 車載用Wi-Fiルーター | カーナビ・カーAV(carrozzeria) | パイオニア株式会社
【パイオニア公式】退屈な車室内から、楽しすぎるセカイへ。docomo in Car Connect対応の車載用Wi-Fiルーター登場。カロッツェリアの車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」の特長紹介ページです。

になります。

 

ということで、ヘッドユニットはサイバーX。

確保する為に色んな人が動くレベルのナビ枯渇シーズン中ですが、スケジュールの都合でお待ち頂いている間に、間に合わせています。

ノーマルサイバーナビの方はフルモして、DCモデルがあったりと最先端のオンラインナビとして発売されていますが、音を最優先に考えた”X”の名が付くモデルは900系。

超高音質ナビが良いけど、オンラインナビにもしたいとなれば、
WIFIルーター+Amazon Fire TVのセットがド定番。

ナビのHDMI入力に、グローブボックスに設置したFireTVを接続すれば、FireTV付属のBTリモコンでスムースに操作出来ます。

現行のDCモデルサイバーを購入される方の殆どがFireTVセットのシステムを選ばれるので、今回の様なやり方もまだまだ現役です。

 

当然サイバーXですので、音質は抜群中の抜群。
そもそもの出音が良いのは勿論、抜群の高精度なDSPで”車だからこその問題点”を的確に、音質劣化させずに補正出来る事は最大のメリットです。

車の様な各スピーカーとの距離が異なるレイアウトでは、デジタル的に出力帯域のカットをしたり、ゲイン調整出来るアクティブネットワークはとても有効。
シートポジションやスピーカーの設置位置で、同じスピーカー構成であっても設定値が異なる環境である事や、機器の進化により音を弄る事での音質劣化が極小となっているので、現車合わせを行う方が良い音に仕上がります。

音響調整は”適正値を入力したオン”と”オフ”を聴き比べて頂いた時、みんなビックリします。
音が音楽に変わるという表現が適している気がしますね。

 

Z900PRSのハイレンジはAピラーワンオフ。
I型で、太くて、奥に押し込めるタイプの素敵なピラー。

大型でチャンバーの逃げが必要になるスピーカーは、どうしても付けた感が出やすいものですが、この様にスッキリ収まります。

スピーカー正面から聴いた時、斜めから聴いた時の音の差が極小の特性を活かして角度を決め、音の良い、見た目の良いデザインで仕上げる事が出来れば、Aピラーワンオフにするメリットも3割増です。

 

  

ドア防振はPAC2。
当店のノウハウを詰め込みまくったハイエンドのドア防振です。

車のドアは、簡単に音を出します。
スピーカーの音につられて、鉄板やプラスチックが一緒に歌い、本来スピーカーから出ている音以外の共振音が耳に届く事で、濁って聴こえたり、歪んで聴こえたりと音質劣化を招きます。

そこで、割と平らで音漏れ具合も変化する外鉄板をレアルシルト匠で止め、内鉄板と内張り裏をブチルの質に自信ありのいつもの銀のヤツで共振音を止めます。

スピーカー裏は、レアルシルトディフュージョンで音を散らし、外鉄板で跳ね返った音がスピーカーの動きの邪魔をしない様に処理します。

この形にするまで、1day~車によって2day掛かるので、中々時間が掛かります。
超適当なら2時間もあれば終わるかもしれませんが、ドアの出来次第で100万のスピーカーが1万円のスピーカーの音にもなる部分なので手抜きは厳禁です。

 

そんなドアも悲しきかな内張りを戻したら元通り。
聴こえてくる音にはしっかり反映されています。

 

ラゲッジにはダウンファイヤリング方式のサブウーファーを設置。

スピーカーが下向いているので上にモノを載せれるという超省スペース型でありながら、床に放射状に広がり、量感を稼ぐ事が出来るナイスなヤツ。

薄型で小さくするとサブウーファーとしては色々とデメリットになる部分も出てくるわけですが、取付方法を工夫して、大きさ以上のサウンドクオリティを引っ張り出すことが可能となっています。

このWX2530はアンプレスなので、パワーアンプが必要です。
そのパワーアンプは元々装着されていたD8100をそのまま利用します。

他店様施工車両なので一応見ておこうとみてみると、シート下のくぼみに収まっているものの固定されておらず動き回ってトラブルに繋がる可能性が高いので固定しておきました。

 

フロントを駆動しているD800*2と、900PRSのパッシブネットワークは反対側のシート下に収めています。相変わらずパッシブがデカイです。

カメラを持って来てなかったのでiphoneで頑張りましたが、ライティング次第で割とカッコよく撮れますね。

 

最後に音響調整を施して納車となります。

 

インストールがしっかりと出来ていていると音響調整が爆速です。

正しくインストールが出来ていない場合は、
スピーカーホールから出ているはずの音がドア全体から聴こえたり、キャンセリングで一部の帯域の音が片側聴こえなかったりと補正すべき部分が大発生するので時間が掛かるのですが、

細かい部分も詰めてインストール出来ている場合は、
ざっくりの数値を入力するだけで、エアコンダクト付近に一つのスピーカーがあるようにバシッと繋がり、大きく補正せずに良い音に仕上がります。

 

今回はPAC2と、ドア造りに凝ったインストールを行いましたが、

カーオーディオはドアが肝というだけあって、少し豆を書いておきます。

純正状態の車のドアは、サービスホールという大穴が空いているので、そこを塞げば箱に出来る事からスピーカーの”裏の音”と”表の音”の干渉を防ぎ、キャンセリングを防止出来ます。

これをデッドニングと括って、穴塞いでOK!と思われている方が結構多いのですが、多くの純正スピーカーでも、スピーカー表面にスポンジが貼ってあり、内張りとの隙間を埋めてあるので、既にキャンセリング防止出来ているんですよね。

つまりデッドニングによる音質向上の効果を試す時、
スピーカー変えずに穴塞いで、どうだ!?と試すのは、鉄板の共振音の軽減は大して出来ていないので、大きな変化がなかったりします。純正では、鉄板全体がスピーカーになっている状態なので、これを対策する必要があります。もし同じ量で試すなら、うちのスーパースタンダード防振の様にスピーカーの周りの鉄板に貼り、より鉄板のベイ~ン音を抑える様に施工した方が防振効果は上がり音が良くなります。

また社外スピーカーに交換する時、
純正外して社外スピーカーに交換して、遮音スポンジを付けずに どうだ!?と試すのも、寧ろキャンセリングを発生させてしまって、”良くするつもりがスッカスカの音になっちゃった案件”もよく見ます。社外スピーカーに変えたら、ツイーターばかりがチッチキチッチキ言ってるタイプは、これが原因かもしれません。

Carozzeriaのバッフルは遮音スポンジが付属しているので取説読むタイプの方、構造を理解している方であれば貼ってあったりするのですが、そもそも遮音スポンジを付属していないメーカーもあり、初めての方には大きな落とし穴です。付属すればその分コストが掛かりますが、入っていれば”何やこれ”となるので、良心的だと思います。

車によっては、サービスホールがパネルで埋めてあり、穴無しドアもありますが、そうであっても遮音スポンジの効果はあります。表の音が内張りを抜けて裏の音に近い状態になるという第二形態が潜んでいるので厄介です。

また、この遮音スポンジの質によって出音が変わる事も前回か前々回のブログで書いた通りですね。

インナー取付で音を良くするのであれば、この様なポイントを抑えて施工すると、より良い結果になると思うので、ハッと思った方はぜひお試し下さい。

 

比較的安価で、手に入りやすいモノ
要は初めてカーオーディオに手を出してみる!な方がカーオーディオのファンになるかどうかの重要なファクターとなるので、こういったオーディオのノウハウというか基本の”き”な事をしっかりと伝える、お仕事として受ける立場ならば当然意識して施工する事が大切だと思っています。

僕は、オーディオやるなら絶対にエモーションに!うちじゃないと駄目だ!的な事は大して思っていないので、このブログを読んでくれた方がカーオーディオって面白いねと思って頂けるだけで満足です。
ブログ書いてる”しらちゃん”っていい奴やん感を出しまくってますが、親方の書いたHPのコンテンツに書いてある事を言い換えてるだけなのはココだけのお話。いい奴です!!

 

移動中の時間に好きな音楽を良い音で聴くという事が、生活をどれだけ豊かに出来るかを知っている立場から、多くの方にカーオーディオの良さを広めたいなぁと日々思っています。

 

ご興味あればお気軽にご相談くださいね。

アゴヒゲ白石

 

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