BMW E60 1DIN製作 と スピーカー交換

BMW

 

雲の上の眺め。

刻一刻と変わるその景色は、時を忘れて見入ってしまいます。

 

その一瞬を切り抜いた風景写真は、人によって、想像する情景が異なり

またそれは音楽と共通する部分かもしれません。

 

オーディオ好きに写真好きが多いのは、そういうことでしょうね。

 

 

今年は、何枚絶景を撮れるかなぁ。

 

こんにちは、しらちゃんです。

 

 

 

さて本日は

BMW E60 5シリーズに

Focal ES100K 、 Carrozzeria DEH-P01 をインストールしたお話です。

 

 

 

ヘッドユニットは、Carrozzeria DEH-P01。

 

E60の純正スピーカーは

ミラー裏、ドア中央、シート下のフロント3way構成です。

 

スピーカーの数が多いと、一見良い音がしそうな雰囲気ですが実は逆。

 

フロント6個の各スピーカーまでの距離がバラバラで、

“壊れない為に”帯域分割されているだけなので

 

其々が “ズンチシャカシャカ”と主張して纏まりがなく、

音量を上げると、人混みにいるかのように騒々しく感じてしまいます。

 

ではどうすれば良いのか。

各ユニットを1つずつを独立コントロールして、纏めてあげれば良いのです。

 

フロントのツイーター、ミッドレンジをFocalに交換し、

ドアにTW用、MID用のスピーカーケーブルを通線。

 

P01で、独立コントロールの音響調整を行い、

あたかも左右に1つずつフルレンジスピーカーがあるかの様な

纏まりのあるサウンドに仕上げていきます。

 

 

 

まずは純正デッキを助手席足元に移設し、1DINスペースを確保。

必要な電源、信号線をデッキ裏に集めます。

 

そこにDEH-P01と付属アンプをマウントし、

フェイスパネルをワンオフ製作。

 

シンプルで、内装に溶け込むデザインで仕上げます。

 

 

 

ドアです。

純正位置にインストールしているので、見た目は変わりません。

 

 

この車のミッドレンジスピーカーは、ドア内張りに固定するタイプです。

 

と言うことは、

ドア内張りが、バッフル変わりとなるので

しっかりと防振、遮音を行います。

 

スピーカーの取付の際に、適当にポン付けしてしまうと

スピーカーの表側と、内張りの間に隙間ができてしまい

“音の打ち消し”が発生し、スカスカの低音になってしまいます。

 

このレイアウトの場合

出来る限りミッドレンジで、低い帯域まで鳴らした方が

良い音に仕上げることが出来るので

表側と内張の間を遮音スポンジで塞ぎ、打ち消しを防いでいます。

 

 

 

 

 

ちょっとした事ですが

これをしないのであれば、スピーカーを変える意味がないと言える程、効果があります。

 

 

 

ツイーターも純正位置のミラー裏。

うっすらと黄色いコーンが見えますね。

 

純正位置取り付けですが、

位置や角度は言うほど悪くなく、

調整をきっちりと行えば、良い音になります。

 

 

シート下のウーファーは、純正のまま鳴らします。

 

“得意な帯域のみを上手くコントロールして鳴らす”というのも

音響調整の重要な役割です。

 

BMWに限らずですが

鳴らす帯域を欲張って無理させたりすると、返って悪くなりますので

良い音で鳴らせる帯域を見極めてコントロールするのがポイントです。

 

 

 

お持込のドライブレコーダーも取付しました。

 

最近、エモーションに入庫する車の8割以上が、ドラレコついています。

もしもの時の重要な証拠となるので、付けておいたほうが良いと思います。

 

オーディオ取付の際に、同時取付も承ります。

勿論、商品手配も可能ですよ。

 

 

このドラレコは、前後録画できるタイプでしたので

リアにもカメラを取り付けました。

 

 

 

最後に音響調整を行い納車となります。

 

 

当店で施工させて頂いた殆どの方は、

”こんなに音がスッキリ纏まるんだ!”と驚かれます。

 

 

どの帯域を、どのスピーカーに担当させるかは

コイルやコンデンサーの組み合わせで、変更できますが

 

音のタイミングを合わせるタイムアライメントは、

DSP付きデッキや、外部DSPを取付しないとコントロール出来ません。

 

運転席が中心にある車であれば、タイムアライメントは不要ですが

当店では、その手の車の入庫は過去にありません。

 

 タイムアライメントを使用し

耳に届くタイミングがピシャリと揃い、

各スピーカーに担当させる帯域が最も良い状態になった時、

 

ダッシュボードの上には、

濃厚でクッキリとしたステージがあり

マイケルジャクソンが、右から左へと歩いていくのが

とてもリアルでハッキリと分かります。(Thriller)

  

 

 また

“純正のデザインを壊したくない”

“ファミリーカーだから”

“嫁には内緒”

 

様々な理由で

 

“純正から見た目を変えず、良い音にしたい”

そんな方も沢山いらっしゃいますので

 

見えない部分に様々な工夫施し、

高性能な機器で、最適な音響調整を施す事で

最高のサウンドを引き出すことができます。

 

 

 

PS.

インスタアカウント作りました。

写真不足や時間の関係でブログを書けなかった作業や作業風景等

インスタの方にラフスナップ程度で投稿していきます。

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