貴方の車に足りない要素

それは

グルーヴ感




エモーションにお越しになられるお客様の中には、ヘヴィメタルをこよなく愛するメタルヘッズがいらっしゃいます。


クリーンに歌う曲から、グロウルやスクリームを用いる曲まで、ヘヴィメタルと一言で言ってもサブジャンルが多く存在する音楽です。少しだけコアな音楽なので、堂々と人には言わないけれど、実はメタルが好きなんだ。という隠れメタラーも多いはず。


実際に、大なり小なりライブ会場へ足を運んだ事がある、または実際にハードロック/メタルバンドやってましたな方々は経験済みの、会場を揺らすベース音。腹に響くバスドラ。ザクザクと突き刺さるギターと、帰る頃には、あー楽しかった!とスッキリとした気持ちになれる特別な時間ですよね。これは音楽を”体で感じる”からこその感覚だと僕は思っています。



日常生活をしていると、音楽に浸れる時間といえば寝る前の数時間ぐらいで、小さな音で聴くか、ヘッドホンで聴くか。そのような方が多いと思います。

ノリながらメタルを聴きたいぜ!というシーンは、どちらかというと日中のストレスのたまる時であったり、気分を上げたい時だったりするので、理想を言えば、そのような時に周りに気を遣わず音楽を楽しめる環境がある事。ですよね。


車の移動時間、使えると思いませんか?


さぁ今から仕事頑張るぞ!と気合を入れる毎朝であったり、

今日は辛い事があったな。と気分を変えたい夕方であったり、

この時間に好きな音楽を楽しめるとなれば、人生が豊かになります。








さて、今回は珍しく、しらちゃん筆によるコンテンツ。
僕が考える、カーオーディオでメタルを心地良く楽しむ為のイロハ。

必要なユニットや音響加工、そしてオススメユニットなんかをピックアップ。

独断と偏見盛り沢山の俺得コンテンツ。いつもと違う雰囲気でお楽しみください。











聴いていて楽しくなる様な音が出るカーオーディオを構築する為には、ステレオ再生が出来ている事が絶対条件です。これは、左右から音が出ている状態ではなく、音源通りのタイミングで音が耳に届いている状態を意味します。

音源通りのステレオ再生が出来ている時、サイドミラーの根本辺りに分厚いギターがあり、フロントガラスの中央からスネアとバスドラが撃たれるかのように飛んできます。

正しくステレオ再生が出来ている”位相の合ったカーオーディオ”では、スピーカーの無い所から音が聴こえます。ステレオは左右に1つずつの音源ですので、エモーションで言う所の”ポイントソース”がサイドミラーの根本であったり、左右のエアコンの吹き出し口あたりに現れます。ポイントソースが出来ている状態では、そのシステムで最も濃厚で最もリアルなサウンドとなり、音が見えます。フロントガラスの中央から、時にボーカルの口であったり、時にスネアとバスドラを放つ銃口であったりが見えます。これが面白い。   




バンド物を例にすると、
リズムギター、ベース、ドラム、リードギター。
この様な音源通りの配置で、音が見えます。




ドラムのみで言うと

中心にキック・スネア、左右にシンバル・タム・ハイハットといったドラムセットが見えます。




これは、Hifiホームオーディオでも同様の現象がおき、音楽を製作する側が意図した通りに再現出来ている証とも言えます。






ところが純正状態のカーオーディオでは、


この様に、両ドアにベタ~と音が張り付いています。

音量を上げても、ガヤガヤと、ただ煩くなるだけ。
良い音には程遠い状態です。


では何故純正はベタ~と張り付いているのか。
これは、運転席が片方に寄っている事、つまり片方のスピーカーに寄っている事が原因です。例えば右ハンドルの車種であった場合、”耳と右スピーカーとの距離”と”耳と左スピーカーの距離”は、概ね1.5倍ほどの距離差があります。この距離差により、音が聴こえるタイミングがズレるのです。当然ながら近い方が先に聴こえます。
多くの楽曲で、ボーカルは音源の中央に配置されていますので、本来ならば右スピーカーと左スピーカー間の中央から聴こえるはずですが、右のスピーカーの方が近い為、右に張り付いて聴こえるわけです。この状態では、音楽を製作した側の”楽曲に込められたモノ”は全く伝わってこず、リアルな音とは言えません。



DSPを導入しましょう。

DSPとはデジタルシグナルプロセッサーの略で、音の出るタイミングを変えて距離差による音ズレを補正する機能を持っています。スピーカーと運転席を動かさずして、音をコントロールして、まるで左右のスピーカーの中央で聴いている様にするわけですね。最初に思い付いた人は天才です。
その他、スピーカーから出た音が、内装に吸われたり、窓ガラスに反射して増幅したり減衰したりする部分を補正する機能であったり、それぞれのスピーカーにどの周波数帯を再生させるかを決める機能であったりと、カーオーディオを気持ちよく楽しむ、リアルな音に仕上げる為には必要な機材となります。







メタルを楽しく聴くためには、キレと厚みが必要です。

ザクザクと刻むギターリフ、スタスタと刻むドラミング。底を支え腹に来るベース。


ライブで感じるような、体で聴く楽しいオーディオシステムにする為には、これらが必要です。




実際にライブに行った方
ドラムのキック(バスドラム)音、ベース音。腹に来ませんか?

実際にクラブに行った方
ズンチズンチと4つ打ちのリズムを、体で感じながら踊りませんか?


そうです。これは他のジャンルとも共通する部分。

メタルでも、クラブミュージックでも、HIPHOPでも、ジャズでも、

”グルーヴ感” そして ”体で感じる音”があるから、楽しく聴けるわけです。


だがしかし
純正の音にはこれがありません。


純正のカーオーディオは、コストを掛けない事、使用できる電気の量に制限がある事、決められた大きさにする事、など、良い音にする為に必要な要素の殆どに制限を食らっています。スピーカーは少し音量を上げるだけでバリバリ言うし、そのスピーカーを鳴らす為のパワーアンプは電源の制限と大きさの制限から、スピーカーを正確に駆動するだけの物量を投入できていないので、たとえスピーカーだけを交換したとしても、そのスピーカーのポテンシャルを引き出せるほどの力がありません。


スピーカーを交換し、パワーアンプを導入しましょう。

社外スピーカーは純正品の何十倍ものポテンシャルを持っています。コストの掛かり方が異なるので当然ではありますが、各社良い音だと思うサウンドを目指して試行錯誤して生まれた製品から、貴方の好みの音が出るスピーカーを選び、交換する事で、より満足度の高い仕上がりになります。

続いてパワーアンプですが、パワーアンプというと、名前は聞いた事あるけど、それなに?と思った方もいらっしゃると思います。スピーカーを力強く動かす強いやつ。そのイメージで合っています。
実はパワーアンプは一般的なデッキにも内蔵されています。メディアから吸い出した信号は微弱な為、増幅してあげないとスピーカーを動かせるほどの力はありません。そこで、微弱な信号を増幅させる仕事をしているのがパワーアンプです。パワーアンプの中身は電源部、増幅部とあり、強力な電源部があってこそスピーカーを力強く、正確に動かすことが出来るわけですが、デッキ内蔵ではスペース的な制限と使える電気量の制限が酷といえるほど厳しく、スピーカーのポテンシャルを引き出せる程の力を持っていません。そこでスペース的な制限も、電気量の制限も排除した外部アンプを装着する事で、スピーカーのポテンシャルを引き出し、定位感が良く、音離れの良い音像がクッキリしたキレのあるサウンドに仕上げる事が出来るわけです。

そしてもう一つ装着しておきたいものがあります。サブウーファーです。当店で言うサブウーファーは一般的に想像されるであろう”低音を足すモノ”とは若干異なります。ドアに装着するミッドウーファー(ミッドバス)から中低音を再生し、ダッシュボード上やAピラー、ミラー裏などに装着するツイーターから高音を再生させ、スピーカーの口径に合わせて役割分担させることで、不快な歪みのない艶やかでパンチのあるサウンドになるわけですが、ドアに装着するスピーカーは16,17cmですので物理的に超低域が不足します。
その為、ドアスピーカーよりも口径の大きな10インチ(25cm)前後ののスピーカーを別途ラゲッジ等に搭載し、DSPを使ってドアスピーカーには50~80Hzより上を。サブウーファーには50~80Hzより下を再生させる様に指示する事で、キレと厚みを両立したサウンドにする事が出来るわけです。



まとめると

・ステレオ再生を正確に再現できるDSP(デジタルプロセッサー)
・スピード感と厚みをしっかりと出るスピーカーとパワーアンプ
・体で音圧を感じる事が出来るサブウーファー


これらがメタルを気持ちよく聴く為に揃えたい機材となります。






スピーカーはデモを聴いてみるとして、パワーアンプの選び方は難しい。理由は音質=W数ではないからです。
そしてなにより、スピーカーとパワーアンプには組み合わせがあります。組み合わせによってスピーカーの短所を支えたり、スピーカーの長所を伸ばしたりと変化するわけですが、メタルという音楽に絞っていえば厚みとキレを重要視したい所ですから、この様になる組み合わせを持ってくると良いと思います。

この組み合わせ問題は製品価格とも一致せず、高いから良いというわけでもありません。もし組み合わせを誤ると、押し出しは強くドーンと低音は出るが、ドッと止まらない。ドコドコドコドコと高速バスドラがドオオオオオオオになってしまったり、はたまたキレが良すぎて軽くなってしまったりと理想から離れたサウンドになる事があるので要注意です。


別コンテンツにて、詳しく書いていますので、こちらも合わせてご覧頂ければと思います。

詳しくはこちら。




さてここでメタルに合う組み合わせの一部を紹介します。



Morel Maximus 602 × MTX JH3004

軽快でキレのある、ドライなサウンドでパンパンと鳴るマキシマスに、
抜群の音離れと、抜群の定位感を描き出すJH3004の組み合わせ。




FOCAL ES165K × Carrozzeria PRS-D800

ハイスピードと、低音の深さを併せ持つES165Kに、
D級ならではの強力な駆動力で、そのポテンシャルを引き出すPRS-D800の組み合わせ。




Carrozzeria TS-Z1000RS × HELX C FOUR

ハイスピードで高解像度、音源に含まれている情報を正確に描き出す1000RSに、
音楽性をプラスして、濃厚な厚みを与えるC FOURの組み合わせ。




タイトで濃厚な中低音と、刺激の少ない高音を持つDynaudioに、
強靭な駆動力でストロークさせ、より厚みのあるサウンドになるT600-4を組み合わせ。



Scanspeak R3004/602000 + Dynaudio MW-162 + T600-4
上記のディナロックフォードセットからツイーターを変更する事で、定位感がよりクッキリになり、エッジは立っているけれどマイルドな高音という絶妙なバランスに仕上がります。
こちらワタクシのマイカーで試行錯誤していて発見した組み合わせでツイーターをスキャンスピークのリングラジエーターに変更してみたら見事ハマりました。
Dynaudio MW-162、Scan speak R3004は、それぞれ単品購入も可能なので出来る技ですね。メーカーがバラバラなので音もバラバラなのでは、、と思うでしょうが、びっくりするぐらい纏まります。オーディオはメーカーを統一する必要はありません。ただしバラバラの場合トライ&エラーにはなるので、自力で探す場合は時間とコストはかかりますね。

スキャンとディナの相性の良さは、両メーカーともMade in Denmark という所にもあるのかもしれません。デンマークと言えば、メタル的括りでいう所の北欧メタル。"Swedish death metal"とサブジャンルの1つとして確立しているスウェーデンもお隣の国。そう考えるとメタル×デンマーク製スピーカーが気持ち良く聴ける事は不思議ではないですね。






カーオーディオでは、フロントスピーカーのインストールの出来が聴こえくるサウンドに大きく影響します。ハイエンドクラスのユニットをポン付けした場合と、適した音響加工を施工しインストールしたミドルクラスでは、後者の方が良いと感じる方が殆ど。そのぐらい重要な要素です。ここがしっかりと出来ていないと、他の部分をいくら頑張っても良い音にする事は難しくなります。

フロントスピーカーを正確に動かせる、そして正確に耳に届ける様、最適な音響加工が必要です。



ツイーター取付

ベストアングルマウント or Aピラーワンオフ


カーオーディオでメタルを心地良く、楽しく聴く為には、クッキリとした定位感と音の厚みが必要です。

ミラーの下辺りから、点で飛んでくる、キックとスネア。ドシンと芯のあるボーカル。
そして左右のサイドミラー辺りから聴こえる、ギターのリフ。
腰の据わったベース音に乗せて、曲が進行していく。

所謂グルーヴ感こそがバンドサウンドを心地よく聴く為に必要な部分なので、音場を決めるツイーターは、もっともベストな位置に取付しておきたいところです。



ドア加工

PAC1防振


ドア防振は、最低でもPAC1にしておきたいところです。

ドアスピーカーが動くことで、ドア鉄板の共振音が発生します。その共振音は、スピーカーが発生させた音ではないモノなので、しっかりと止めておかないと、クッキリとした定位感や、奥行き感を出す事が難しくなります。

ドアの内張りも、スピーカーの振動につられて一緒に歌い始めるので厄介です。出来れば止めておきたい。特に軽自動車や、コンパクトカークラスであれば、その現象が顕著です。内張りの共振音も止めておくと良いでしょう。



ライブ会場にいるような音を目指すのであれば、この辺りの音響加工は行っておいた方が良いと思います。





HR/HMを楽しむ為の要素、スピード感と厚み。そしてグルーヴ感。

臨場感と躍動感のあるサウンドに仕上げる為には、パワードサブウーファーではなく、ユニット型をお勧めします。

テンポが速い曲が多いヘヴィメタルで、超高速ドラミングによる連続バスドラムの音圧を体で感じることが出来る様になった時、そりゃもう楽しくてたまりません。


ドン。ドン。ではなく、ドドドドド。

もはや ”ド“では表せず、チチチチチという人間離れした曲も多いジャンルなので、そのスピードに対応できるサブウーファーを選択する必要があるわけです。更にプラスして、腹に来るほどの音の厚みも欲しいなんて思ってるもんだから欲張りです。


しかし、そんな良いとこ取りが出来るの?

スピードと厚みの両方を持つサブウーファーなんてあるの?

出来ますよ。ありますよ。

サブウーファーはエンクロージャー、つまり箱が命。
コイツの出来次第で、貴方の求めるサウンドになるかが決まります。



この様に、容量によって、サブウーファーの鳴りが変化します。

ということは、ですよ。

箱で、狙った音にチューニングすることが出来る。という事。
推奨容量が全てではないわけであります。


と、箱の重要性をお話したところで、
幾つかメタラーにオススメなコスパの高いサブウーファーをご紹介。




JL AUDIO 10W1V3-4


サブウーファーの存在感をしっかりと感じるのにも関わらず、どんなフロントスピーカーでも自然に繋がるサブウーファー。キレすぎずユルすぎず、軽すぎず、重すぎず。全てのバランスが高次元。ライブで味わう腹に来るあの低音にかなり近いサウンドを奏でる素晴らしいユニット。しらちゃんイチオシ。



RockfordFosgate P3D2-10


重量のある振動板をダブルボイスコイルの圧倒的な駆動力で動かし、正にヘヴィな低音を表現。組み合わせるエンクロージャーの容量を推奨値より少し小さめに作ることで、音の厚みとスピードの両立が可能。サブを載せるからには迫力を。そんなの存在感のある低音が欲しい方にオススメ。



MTX-T810-44


ダブルボイスコイル、軽量・高剛性のグラスファーバーコーンにより、硬く重い、タイトな低音が特徴。エレクトロニック・ハードコアの様な低音のリズム感を体で感じる、踊りたくなる様な乗れる低音をお望みならばコイツに決まり。











さて、そろそろ行きますか。

皆さんお待ちかね!













ツインサブウーファーとは、文字通り、サブウーファー2発。

腹に来る、ルームミラーが揺れる程の低音を味わう事が可能です。





重低音をでっかくしたいから2発。
ただそれだけの理由ではないのです。

簡単に解説します。




先ほど、サブウーファーを入れるエンクロージャーの話を書きました。


これですね。

これを見ていて、大きな場合の良い点と、小さな場合の良い点、両方欲しいと思った方いるのではないでしょうか。

・ローエンドが伸びている。
・締まり感が良い。
・音質はクリーンでスムーズ。
・繋がりが良くなる。



実はこれ、ツインにすると両取り出来るのです。



図にしてみました。


縦:音圧 横:周波数 です。


大きなエンクロージャーは、低い周波数までしっかりと伸びていてフラットな特性になります。
しかし、締まり感がなく、トロい。もたつく低音はヘヴィメタルでは足を引っ張ります。

小さなエンクロージャーは、低い周波数の伸びは今一つ、肩の部分にピークも発生します。
しかし、締まり感が良くなり、よくキレる。マシンガンのドコドコにも付いてくる。







小さな容量の箱にそれぞれ入れて2発にしました。

この状態であれば、ローエンドが伸びていて、締まり感のある、タイトな低音で、音がでかいサブウーファーになりました。
しかし、小さな容量にしたことで発生したピークはどうにかしないと後に引っ張られます。





イコライザーで、ぶっ叩きましょう。

910系サイバーナビに、サブウーファー独立EQが付いている事が物語っているように、
サブウーファーのピークは、低音が前から飛んでこない。明らかに後ろから聴こえてしまう大きな原因の1つです。

気持ちの良い低音にする為には、適切な音響調整も必要です。








カーオーディオには以下の3つが主な課題。
・左右スピーカーの中心で音楽を聴く事が出来ない。
・ツイーターやミッドバス等、スピーカーユニットの配置がバラバラ
・ガラスなどの、音を反射する素材が多い


デジタルプロセッサーを用いて、これらを正しく補正を行う事により

ルームミラー下辺りに、ボーカルとベース、そしてドラムのキックとスネアが見える様に聴こえます。
ラゲッジ等に設置したサブウーファーの音も、同じく前から聴こえます。


無意識に体を動かしたくなる躍動感をカーオーディオで味わう為には、音の繋がりが非常に重要です。即ちDSPは、カーオーディオだからこその問題点を解消するためには必須のアイテムといえるでしょう。

詳しくはこちら。



しらちゃんオススメ
DSP内蔵ヘッドユニット

Carrozzeria DEH-P01


2009年に発売されたDEH-P01ですが、今でも現役。ベストセラー。
1DINしか装着できない、またはナビ、モニタは不要。という方にはこちらをどうぞ。
フロント3WAY +サブウーファー(4WAY)まで構築が可能なクロスオーバーネットワーク、7.7mmステップタイムアライメント、左右独立の31バンドイコライザーと、カーオーディオを楽しむ為に必要な音響調整機能も網羅しています。



Carrozzeria AVIC-CZ/CL/CQ911,912


どこかに止めて、ライブ映像を見ながら楽しみたい。そんな方には
スピード感と解像度に全力投球した、最新のサイバーナビがベストバイ。
ナビゲーション、TV、外部入力の豊富さ、インターネットを用いたオンラインコンテンツそして、最小クラス、3.4㎜のステップを持つタイムアライメントや、フロント 2WAY +サブウーファーが可能なデジタルクロスオーバー、サブウーファーチャンネルが独立した31バンド左右独立イコライザーなど、最高クラスのフルスペック機能を持つ DSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)が搭載されています。
プリアウト出力部に高音質なバッファー回路が追加され、ノイズフロアが著しく低減することにより、環境音の多くが含まれる埋もれやすい音も確実に引き出します。




しらちゃんオススメ
外部DSPユニット

HELIX DSP シリーズ


純正ナビを変えることが困難、または今のナビに不満がないといった方にはこちら。
Audiotec Fisher社が誇る、小型、低価格、フロント3way + サブウーファーまで構築が可能な8ch出力。正確で色付けのないAKM製DA/ADコンバーターを搭載し、31ステップの位相調整、0.1dbステップの各部/イコライザーレベルの調整まで触ることが出来る、現在最も細かく音響調整が出来るDSP。
これさえあれば音響調整で解決できる問題点は殆ど補正することが可能です。将来的に、デカい音でも小さい音でも、より歪みなく再生させる為に3wayにする。となった時も対応できます。また、お手持ちのスマートフォンやDAPに音源を入れて、デジタル入力で接続することで、音質を劣化させる部分を減らし、より高音質で再生する事も可能です。
シャープな音像で、撃たれる様なサウンドをお望みであれば、その理想の音を作る為に必要な機能を兼ね備えたHelix DSPはマストバイとも言えるかもしれません。






纏めると

・音離れが良くキレのあるサウンドのスピーカーと、それに合うパワーアンプ
・10インチのサブウーファーが1発(理想は2発)
・細かな音響調整が可能なDSP

これらが必要となります。



より繋がりの良い低音にする為に、サブウーファーをステレオにする事も有効です。

最初の写真の様にラゲッジ床下や、ラゲッジに設置する事が殆どですが
タイムアライメントという点で見ると、右に設置したサブウーファーと左に設置したサブウーファーは、リスナーまでの距離が異なります。
つまりもっとモノラルからステレオにすることで、煮詰める事が出来るというわけです。

より複雑で、より難しい音響調整になり、
ナビゲーション内臓のDSPでは、サブウーファーがモノラル出力であったり、2発分のタイムアライメント項目がなかったりするので、外部DSPが必要となる場合がありますが、

完璧に繫がったステレオサブウーファーで聴く、メタルはヘドバン必死です。至福です。







今回は、メタラー目線でのカーオーディオという題で書いてきました。

文中でちょろっと触れましたが、実は、このシステム
HR/HMに限らず、音に身を乗せるジャンルである、クラブ/ハウスミュージックや、HIPHOPを好まれる方にもお勧めです。

近年の音源は多様化し、ステージを意識した、音の動きでリスナーを楽しませる曲が多いように感じます。カーオーディオは、ステージが見えやすいリスニング環境なので、適切な音響加工が出来ていれば、動きのある曲も最大限楽しむ事が出来ます。






如何だったでしょうか。
私しらちゃんが書いた文章だったので、いつものコンテンツとは違う雰囲気だったかもしれません。


既に公開している


今回書き下ろした

メタラーの為のカーオーディオ。


両方とも言えるであろう共通点。

それは、ちょっとだけ趣味性が高い音楽ジャンルである事。


その趣味性が高い音楽は、カーオーディオだからこそ、気持ち良く、誰にも邪魔されずに楽しめます。


移動中に好きな音楽を聴いてリフレッシュ。移動中が息抜きって良いものです。

さて、今日はバケツリレーでも聴いて帰ろう。




TEL : 092-939-0789



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