TOYOTA 150プラド 最新DSPと組み合わせを考慮したアンプで鳴らすESB Audio。エモーション流の考え方も解説。

トヨタ

梅雨が来たぞー

始めの数日はムッシムシのサウナでしたが、ここ数日は割と涼しめ。
湿度こそ高いけれど作業環境的には案外快適な日々が続いています。

そんな最近のエモーション。
人が足らん。

カーオーディオショップのお仕事は一般的な会社員とは異なる仕事ではあるので取っつきにくい所ではあるのですが、
Artistic Car Audio
なんて言ってみたりして”作品製作する仕事”という捉え方もできますね。
”耳で感じる”音の作品と、”目で感じる”音の作品をご提供しています。

オーディオが好き、工作が好き。
この二つをしっかりと持っていれば、驚きと発見があったりして楽しくて飽きない仕事です。

なにより車移動が楽しくなったよ!とか、友達にすげぇ!って言われたよ!なんて話していると、こちらも嬉しくなります。皆様の生活を豊かにする為のお手伝いを出来るという所はやりがいがありますよ。

って事で募集中です。

忙しい日々が続いているとブログがもれなくスローペースになっていますが、このブログもオーナー様が保存して思い出にされてる方も沢山いらっしゃるので、時間見つけて更新していきます。

こんにちは、しらちゃんです。

 

さて本日はプラド。
サウンドナビと、ECSのETスピーカー、Kickerのサブウーファーキットから始まったプラドさん。
後のシステムアップで”ドア防振強化”と”パワーアンプBRAX GX2400搭載”で超絶進化して、ECSのポテンシャルにワタクシも轟いたお車です。

今回のメインは3way化。
サウンドナビソースなので、高性能DSPとパワーアンプを追加して、低域から高域までスムースでクリアでリアルな音に変化させます。

 

 

サウンドナビMZ100PREMI

三菱電機 お探しのページが見つかりません

HELIX DSP PRO MK3

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ESB Audio 8000シリーズ3way

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sinfoni Presition one

QUARTORIGO | フェリース ソニード(フェリソニ)Feliz Sonido

BRAX GX2400

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ZONOTONE RCAケーブルやAcoustic Harmony電源ケーブル等も採用してインストールしていきます。

 

ソースはサウンドナビ。
ナビ機能はアレですが、デザインとサウンドは抜群。愛用されている方が多いナビをヘッドユニットに、シート下に装着したDSP PRO MK3にプリアウト信号を送ります。

DSP PROといえば、HELIX DSP PROから始まりMK2、MK3と新しくなるにつれて明らかに音質も向上させてくるシリーズですが、MK3もやはりそれ。

明らかに滑らかで、明らかに情報量が多く、明らかに音が良い。

カーオーディオの音質向上は、
ドアの鉄板の共振音対策や背面処理、配線の引き回しなどアナログ的な処理が重要ですが、各スピーカーとの距離が異なる事による影響や、内装やガラス等による反射や吸音の影響による音の変化を、耳に届いた時に元に戻すデジタル的な処理も重要です。

・純正ナビ、純正スピーカー(例えば純正JBL)にDSPを装着する。
・スピーカーを交換しただけの車両に音響調整を施す。

など、音響調整だけでの変化を体感した方であれば話が早いのですが、文字だけでは正しい位相補正、音圧補正が如何に重要な要素なのかを文字で伝える事は難しい物です。

エモーションでナビを買うメリット | カーオーディオの専門店 エモーション
エモーションでナビを買うメリット。カーナビを最大限に活かし、いい音を得る方法をお教えします。

ここの中央辺りに図解付きで書いていますのでご参考にされて下さい。
マジで変わります。

 

Aピラーに2連型の3way。

プラドの場合、グリップがピラーにあるので3wayをどうインストールするかは悩む所。
ミラー裏は御覧の通り半分以上隠れるタイプなので、ミラー裏に付けるとなれば内張りに乗せる様な形。
結果ピラーにしました。

グリップを考慮しながらの位置決めに普段よりも時間をかける事となりましたが無事に完成。
ツイーターとミッドレンジの位置をやや詰めて、狭いスペースながら何とか収める事が出来ました。

タイヤの皮むき、新車の慣らしの様に、スピーカーも音の出し始めから徐々に変化するものです。
これ今のところの感覚ではESBは初めの数時間でかなり変わります。特にWo.

オーディオはエージングによる変化も楽しみの1つである。と考えていますので、基本的には動作確認と音質調整の小一時間程度鳴らした状態で納車となりますが、フラッと再調整に~というわけにもいかない距離のお客様の場合は、ある程度鳴らして極端に変化しない状態にして音響調整を行い納車させて頂いています。

 

ドアはPAC2、インナーバッフルです。
PAC1防振から段階的にグレードアップを行いPAC2化。

PAC2は当店では最上級の防振プランとなり、ドアの共振を止めて、ドア内張りの防振遮音も行います。
ドア防振はこれまた奥が深く、ただひたすらに防振材を貼りまくったり、吸音材を詰めまくってもダメ。やりすぎのラインを超えると、以降はやればやるほど音が壊れていきます。必要な音も抑えてしまう。文字通りデッドな音ですね。

当店のドア防振は写真だけ見ると、貼れる面に貼りまくってる様に見えるわけですが、実はちゃんと考えてやっています。重要なのは音響調整ありきで音響加工している事です。これがエモ流。

カーオーディオではデジタル的処理を行うので、音響加工時はスピーカーから出た音がそのまま耳に届けばよいのです。極端な話、ピークディップがあったとしてもEQで整えられるモノであれば、その楽器、歌声、環境音を形成しているトランジェント成分を失ってまで整える必要はないという考え方。

リアルな音に必要なトランジェント。
音楽制作のミックス、マスタリング作業から重要視されるトランジェント。
卓上で理解していても、その知識が実際の音とリンクしているかどうか。インストールは現場で起きているわけなので、そこがミソです。取付作業時は、アタックだったり、余韻だったりを如何に失わず正確に耳に届くようにするかを十二分に意識しておく必要があります。

ソースユニットやアンプ等を高性能にして、スピーカーまでは音源通りの信号が来ていても、スピーカーから出た音を壊しながら耳に届かせたんじゃ意味がない。インストール作業とは、それほど重要な工程なわけです。

 

片方のシート下には、Kicker1chアンプ、sinfoni A級、DSP PRO MK3を納めています。
入るか不安でしたが入りました。良かった。

当店がHELIX DSP推しな理由は、弄り倒しても音質劣化が極小な事。
”エモーションはイコライザーは超絶触る”
これ最早有名な話ですが、その通りです。
なんならEQだけでなくHELIX DSPでいう所の右上、”Phase”も 5.625°単位で位相を追い込みます。
上記のドアの所で書いた通り、音の輪郭を失わない事を最優先とした音響加工をしているので、DSPでデジタル的に整える必要があります。

DSPの調整画面を見れば、DSPを作った人間がどのような解釈をしてコイツを作ったのかが伝わってくるわけですが、HELIXのDSPは当店のやり方にピシャリ一致している。
カーオーディオだからこそ必要な調整項目のソレがそこよそこ!なわけです。

つまりHELIX DSPがあれば当店が目指す
スピーカーやアンプが持つ魅力を最大限に引き出した上でリアルな音を作る事が出来る
ってわけです。

カーオーディオの音質向上のやり方は幾つかあるわけですが、
・左右スピーカーのど真ん中で聴けない。
・左右でスピーカー周辺の構造(ダッシュとか内装とか車種によってドアとか)が異なる。

この辺を考えると、デジタル的調整は必須なわけで、デジタルで追い込めるのなら物理的に追い込むよりも時間も材料も掛からない。安く仕上げる事が出来る。という事で、ハイエンドカーオーディオの世界に革新をもたらした初代CarrozzeriaX時代から機材と主にインストール技術を磨いてきたエモーションならではの音を良くする方法を取っています。

 

でっかいBRAX GX2400はシート下に設置。
これは搭載時から配線には拘りたい。とケーブルで音が大きく変わる事を知っているからこその判断。バッテリーにも近い、ナビにも近い、スピーカーにも近いわけです。
これをラゲッジに設置するとなると倍近くの長さが必要になるので、ハイグレードなケーブルを使用するならば費用がかなり変わってきます。

御覧の通り控えめに言ってボッコリはみ出ますので、踏んでも大丈夫ぐらいの強度でカバーを作っています。
これを良しとするか、ナシとするかはオーナー様次第です。
音を取るか、嫁に怒られるかはお任せします。

 

ラゲッジ奥にはサブウーファー。
場所を取るアンプ類がシート下にいますので、ラゲッジはスッキリです。
カプラー式にしていますので、取り外す事も可能です。

 

 

最後に音響調整を施して納車となります。

 

無駄に金を掛けない最短で音を良くする方法はシステムの組み立て方から始まります。

僕も昔はやっていましたがヤフオクやメルカリを眺めながら、出物が出たらポチってつけまくる。
これが良くない。いやそれが楽しい方もいるので良くなくはないですが、余計にお金が掛かります。

プラドのオーナー様は初めから当店を信頼して頂き、一緒にシステムを考え、少しずつグレードアップして、一緒に音が良くなった事を楽しみながら今の形になっています。

グレードの高い、つまりは価格の高い機材の購入には勇気がいるわけですが、貴方の好み合った音が出る物であれば、車を乗り換えた後でも使えます。

 

当店では、音が良くなった!ドライブが楽しくなった!やって良かった!そんな喜びこそが大切であると考えていますので、無理に押し付ける事は致しません。
また自信のない作業や、裏付けのない施工を勧める事も致しません。

 

カーオーディオの音を良くする為に触るべき部分は実際多いのですが、全てする必要はありません。

純正状態であれば、最も悪さをしてる部分から手を付ける。やってみて満足したのならそれで完成です。

もっと良くしたいと来れば次のステップに。音の好みと同様、どこをゴールとするかも人それぞれです。

押し付けは災いの元。

 

貴方の今の音の不満をお聞かせ下さい。ご要望に合わせてプランニング致します。

お気軽にお問合せ下さい。

 

アゴヒゲ白石

 

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