TOYOTA 86Racing ナンバー付きレーシングマシーンでもオーディオは必要!?あとルーフ防振の話もちょろっと。

トヨタ

書き始めから投稿までにあまりにも時間が空きすぎて、季節外れの蔵出し夜桜からのスタート。

このブログ ”のほほん”と、ある事ない事書いていますが、一応内容は選んで書いているので時間がかかります。ということで手軽に投稿できるインスタがやっぱりメインになっております。

そんなインスタは、

例えばこんなの。
車種+オーディオプランで1記事とテンプレ化しているので、ピンポイント施工だとブログに書きづらくインスタ行になるのですが、かなり効果があったので冒頭にご紹介をば。

これは150プラドのルーフ防振です。
車種によって工法や材料を若干変えているのでアレですが、名前を付けるとすればルーフ防振プレミアム。
遮音、断熱です。

左の写真は純正状態。プラドでもこれです。鉄板むき出し。
外から優しくコンコンとノックすると、こぉおおおんこぉおおおんと増幅君。

それを中央の写真の様に、レアルシルト匠で止めます。
僕的に夏場には目玉焼きクラスにホットになる頭上に、ブチル系を使うのは好みではないので匠。熱問題以外にも平面の鉄板には匠を用いた際の止まり方が適していると考えており採用しています。
匠の表面に筋が入っていますが、擦ってます。ドア防振同様圧着の具合で効きが変わるので、しっかりと圧着。裏側は外装なので変形するとオオゴト。ドア鉄板の様に叩かず、適度に幅のあるヘラでシコシコ擦ってます。

防振完了後、右の写真の様に、吸音、断熱材を施工。
これにより、より静かになり真夏の暑さも軽減されます。
吸音材というのは、文字通り音を吸うので、カーオーディオにも影響してきます。ドア内に施工する時ほどではないですが、取り扱いは要注意です。

さて、ここ最近の車は低燃費重視。車を軽くしようしようと作っています。
騒音対策をすればするほど重くなり、コストもかかるので、一般的に車格が高いと言われる車種であっても、案外パッパラパーだったりします。特にルーフ。屋根はそんな車が多いですね。

少々のプレスが入っているとはいえど、平面に近い大判鉄板が乗っているわけですから、そりゃ響きます。
雨降ったら、” バラバラバラ!! ”ってなりますよね?
あれを、” トトトトまで抑えて、雨天時でも雨音がそう気にならない程度まで小さく出来るんです。

路面から拾うロードノイズもまた屋根を響かせて、ゴーという音を増幅していますので、晴天時であっても結構静かになったりします。

一応、純正のルーフライニングに超軽いシンサレート的なヤツがくっついているので少々の効果はあると思いますが、騒いでるやつの口(鉄板)を塞がずに布団かぶせて小さくするよりも、騒いでるやつの声量を下げた方が静かですよね?2枚目の防振の部分は中々の効果が出ますのでお勧めです。

カーオーディオ面で言うと、特に低音域の音質向上は顕著です。ラゲッジにサブウーファーがいるのであれば尚更。音の繋がりが良くなり、より前からサブの音が聴こえてくるようになります。

今回は、しっかりとお願いします。という事で、プレミアムクラスの工法で施工していますが、例えば材料費を抑えて真ん中の写真の状態迄。なんかも、ありよりのあり。なんなら、全面貼りでなく、等間隔に施工しても変わります。

しかしながらルーフやフロアの防振は、鉄板こんにちは。までの手間が掛かりますので。脱着での工賃がそこそこ発生します。つまり、どちらにしても、そこそこの工賃をかけるのであれば、ある程度やっておいた方が結果的な満足度は高いのでは。と個人的に思っていたりしますね。

屋根は変化も大きく、やって良かった感の強い部分なのでお勧めです。
車乗り換えのタイミングで、外装のコーティング感覚で施工される方もいらっしゃいますね。数年乗る方が殆どだと思うので、その時間の快適さがUPするのであれば、やって良かったと感じて頂ける方が殆どだと思います。

 

 

冒頭喋りすぎて本題が行方不明。86の話を始めましょう。

 

さて本日は、86レーシング。
通常のFT86とはなんか違うオーラを感じます。

それもそのはず。車内はライトなジャングルジム構成。
ロールバー入ってます。この棒、なんと純正らしい。
快適装備やシャレた装飾は省いて、走る事に重きを置いた車の様です。かっけぇ。

こちらのお客様、メタラー仲間という事で仲良くさせて頂いている方ですが、乗り換えの際に相談頂いていました。

車変える。サーキットで遊ぶくるま。音良くしたい。でも重いの嫌。ロールバーあるからAピラー無理そう。でも音良くしたい。

この男、むちゃを言います。

でも大丈夫。それを叶えるのが専門店の仕事。理想の形になる様に頑張ります。

サイバーX

AVIC-CL902XS/AVIC-CZ902XS | ハイエンドオーディオ カーナビ(サイバーナビ Xシリーズ) | カーナビ・カーAV(carrozzeria) | パイオニア株式会社
音の真実は、ディティールに宿る。これまでのカーナビの常識を超える、圧倒的なオーディオ性能を纏い「ハイエンドオーディオ カーナビ」という新たな世界を切り拓く。サイバーナビ Xシリーズ(AVIC-CL902XS/AVIC-CZ902XS)の紹介ページです。

HX900PRS

TS-HX900PRS|ハイエンドスピーカー|スピーカー|パイオニア株式会社
【パイオニア公式】点音源再生によって圧倒的な臨場感と実在感を再現。カロッツェリアの2ウェイハイレンジ 「TS-HX900PRS」の特長紹介ページです。

ECS R.Mウーファー

Speakers Lineup – ECS

RS-A99X

https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/car_av/highend_audio/carrozzeria_x/rs-a99x/
パイオニア株式会社のカロッツェリア総合ブランドサイトです。

PDX-1.1000

取扱説明書ダウンロード|ALPINE Japan

 

 

この辺りがお客様のカーオーディオ歴と共に連れてきたり更新したりして好みの音が出るユニットたち。

どげんかしてインストールしていくとしましょう。

 

ということでヘッドユニットはサイバーX。

今日ではDAP+DSPな仕様が多くなってきましたが、サイバーXの方が好きな音が出るとおっしゃる方も多数いらっしゃいます。

またサイバーXのDSP機能は非常に優秀で、カーオーディオに必要な音響調整を網羅しています。
特に900系?から増えたサブウーファー独立EQのお陰で、フロントのスピーカーの音を変えずにサブの音のみ変える事が出来るという機能が痒い所に手が届く仕様。サブの音をアナログ+デジタルで作る際に非常に役に立つ調整項目により、音の繋がりに貢献しまくる事もまたポイントです。

この世代からのサイバーはSSDもぶっ刺さるので、音源を大量に持ち運ぶことも可能ときたもんだ。今も人気の超高音質ナビですね。

 

ほんで悩んだハイレンジはここにインストール。

ジャングルジムにより、そう簡単にピラーが外せないご様子だったので、相談の結果メンテナンス的にも音質的にもAピラーワンオフは不向きと判断し、純正位置を加工して装着する方法を取りました。

Fガラスとダッシュの空間が、かなり微妙なクリアランスだったので、いけるでしょう~とは言ったものの、正直入るのか?と心配しながら作っておりましたが無事に収まった。良かった。

厳しい状況であっても最適な角度を狙って製作。
この位置でも900PRSの特徴でもあるクッキリとした定位感と、抜群の音の繋がりは健全です。

 

ドアは出来るだけ軽く仕上げたPAC1Ver2.0とワンオフインナーバッフル。

2枚なのでドアがデカく、防振するべき面積も広範囲ではありますが、出来るだけ軽く宜しく!という事だったので、ガッツリ貼るべき所を絞って通常とはやや異なる防振にしています。
施工になんだかんだで時間がかかってしまい写真を撮り忘れた次第。

市販バッフルが寸法的につく場合であっても、エモーションオリジナルのワンオフインナーバッフルはメリットがあります。
1つは、カーオーディオに特化した木材を使用している事からスピーカーのポテンシャルをより引き出せる事です。具体的には只のMDFではなく、より重く、より硬く、より内部損失が高い耐水性の特殊MDFを使用していますので、長い間朽ちずにスピーカーを支え続けます。
1つは、大きさ高さの融通がきく事もまたポイント。アウターバッフルの様な音が出るインナーバッフルを狙う為には、スピーカーの表面から出た音が、内張りと鉄板の間に回り込まない事が非常に重要なポイントです。

そんなこんなで、出来るだけ重くならないようにしながらも、共振をPAC1Ver2.0相当に抑え、スピーカーがスムースにストローク出来るドアに仕上げました。

 

 

パワーアンプは、シート下に入りそう。
であれば重量バランス的に助手席側の方が良いんでね?という事で、ここにマウント。それなりにGが掛かっても吹っ飛んでいかない様に装着しています。4chアンプで3wayなので、ハイレンジは付属パッシブにて帯域分けしています。

さてさてワタクシしらちゃんもメタラーでありますので、欲しい音ってのはある程度共通する部分があります。
速さ、重さ、高域の抜け。そして定位感ってとこでしょうか。

遅くて重い、速くて軽いなら簡単ですが、速くて重いってのは意外と難しい。
そして、自分の理想の音を持っている方であれば微妙なニュアンスも重要ですよね。
例えばワタクシの好みで言えば、重いよりの速い。ですし、人によっては、速いよりの重い。が欲しい方もいるはずです。ブラストビートのタタタタタが、フロントガラスの中央から、点でM4A1の様に飛んでくるか、MP7の様に飛んでくるか。そんな違いでしょうか。

微妙なニュアンスの中で、お客様の好みにドンズバだったのがA99Xを、ECSのR.Mシリーズのスピーカーと組み合わせる事で、ハイスピードハイレスポンスでパンパン鳴るわけです。

上二つをパッシブで駆動させた、これまたハイスピードで位相の揃ったHX900PRSを、良い角度に向けてインストールしてありますので、クッキリとシャープでありながらエッジの効いたキレのあるサウンドが絶品です。

左右のサイドミラーからはディストーションの効いたタイトなギターの壁、ベースが舵を取る船の上からど真ん中に撃たれるマシンガン。

最高であります。

 

写真撮り忘れましたが、ドンガラ状態でやってきたというラゲッジには、アルパインのD級アンプを床下に固定。ラゲッジフロアの高さに揃うよう簡単にボードを製作し、サブが載せれるようにしています。
またスピーカー出力をカプラーにすることで、ラゲッジに載せたサブウーファーを脱着式にしています。
尚、サブは次回グレードアップする模様。楽しみですね。

 

第1段階としてのインストール完了し、音響調整を施して納車となります。

 

 

 

ソウルメイトという事で、テンション上がってメタラー目線で書きまくってますが、これ実はメタル専用仕様というわけではありません。

収録された空間をも左右方向、前後方向共に正確に描き出すモニタライクなサウンドは、クラシックなんかも最高です。

ホール会場が見え、奥行き方向の配置まで分かる。
小さい音もしっかりと聞き取れて、盛り上がった時も破綻しない。
楽器それぞれの特徴も、しっかりと描き出し、”木”音、”金属”音をそのままに奏でるので実にリアルなサウンドです。

組み合わせから取付まで考えて作りこんだカーオーディオは何でも聴けます。
これを最高の音で聴きたい。そんな希望がある際は、そのジャンルの音楽が他よりもアハーンとなる様に基本を壊さない程度に振ってる程度です。

 

ロールゲージが入ってる車から聴こえる音ではない事は確かですね。
走りも音も両立する。

ライブハウスで感じるあの感覚になれる車でサーキットに行くというある意味猛者な方ですが、コンセプトがしっかりとあるシステム作りは、失敗しない秘訣でもあるのです。

 

久しぶりのブログなので倍ぐらいは文章書けそうですが、長くなってきたので切り上げ。

インスタはチマチマ更新しているので、ご興味あればぜひご覧下さいね。

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ここ最近は1日にかなりの量を頂いていますので、返信までに時間を要す事があります。
お急ぎの方はお電話でも受け付けておりますので宜しくお願い致します。

 

アゴヒゲ白石

 

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