トヨタ カローラスポーツ さようならディスプレイオーディオ、初めましてサイバーナビ。皆が気になるDA撤去のアレコレ

トヨタ

ブログが止まっている間に、直撃コースの台風が2回も来てみたり、朝晩寒くて長袖を引っ張り出してみたり。
1か月以上空けば、アゴヒゲ生きているのか説すら出てきそうな勢いですが、元気に生きています。

お陰様で沢山のオーディオ施工ご依頼を頂いているエモーション。
少しでも早めに作業にかかれるようにと割とハイペースで回しておるわけですが、そんな中、台風が2発も来やがったもんで、我々の身の安全は勿論、お預かりしている車達も無傷で過ぎる事を待つ為に、予定誤差が出ます。

嵐が過ぎた後はえらいこっちゃ!今度は作業が嵐です。
スケジュールズレを回収する為に、日中のコーヒータイムを削りつつも、ミスと手抜きはしない様に気を張りスーパーハイペースで回転。

スケジュール調整にご協力頂いたお客様のお陰もあり、何とか無事に9月を終え、秋な10月を迎える事が出来ました。有難うございます。

 

さて月が替わったということで、ブログもいっちょ書いておきますね。

こんにちは、しらちゃんです。

 

さて本日は、みんな大好きディスプレイオーディオ搭載のカローラスポーツ。

巷では、数台?数十台?ほど軽く情報が出ているアレ。
DA取っ払って社外ナビを付けたろうやないかい案件。

ご存じの方もいらっしゃるかとは思いますが、
純正パーツ流用等のアイテムをリリースしているメーカーからも、社外ナビキット的な奴も発売されており、脱DA化は割とメジャーな作業になりつつありますね。

今回の作業では、一般ユーザー向けではなく、専門店向けに発売されている移設用のアイテムを使用し、脱DA、サイバーナビ9インチを装着したお話です。

なぜそのアイテムにしたのか。も交えつつ、ご紹介して参ります。

 

オーディオシステムもシッカリガッツリ。

まずはシステムのご紹介です。

ドコモ回線を付属したオンラインカーナビ
Carrozzeria AVIC-CQ912DC

AVIC-CQ912/CL912/CW912/CZ912系(AVIC-CQ912-DC / AVIC-CL912-DC / AVIC-CW912-DC / AVIC-CZ912-DC 等) | サイバーナビ | カーナビ・カーAV(carrozzeria) | パイオニア株式会社
クルマもオンラインで楽しむ。常に先進のカーライフを切り開く。2020年最新モデル AVIC-CQ912-DC / AVIC-CL912-DC / AVIC-CW912-DC / AVIC-CZ912-DC / AVIC-CQ912 / AVIC-CL912 / AVIC-CW912 / AVIC-CZ912の特長ページ...

音を聴いたら1コロよ
ESB Audio 8000シリーズ

M's Line homepage

泣く子も黙るパワーアンプ
BRAX MX4

M's Line homepage

美音の老舗のサブウーファー
Focal SUB10WM

Products Lineup Utopia M|FOCAL Car Audio|仏カーオーディオ|フォーカル
FOCAL(フォーカル)カーオーディオの公式サイト。世界中で愛されるフランスのHi-Fiサウンドをお届けします。Utopia Be ULTIMA、K2Power、FLAXシリーズなどに加えトヨタ/VW/BMW車種別専用スピーカーキットもラインアップしています。

小型低燃費でありながら駆動力は抜群
Carrozzeria PRS-D800

PRS-D800 | パワーアンプ | システムアップ | カーナビ・カーAV(carrozzeria) | パイオニア株式会社
音に込めた深い情感を幅広いリスナーに届ける。複数台設置の一体感にもこだわったデザイン性を実現し、多彩なシステム発展にも対応するカロッツェリアのデジタルパワーアンプ「PRS-D800」の特長紹介ページです。

 

 

ということで、ヘッドユニットはサイバーナビ9インチDCモデル。
元々のDAとは、まttttttったくの別物。

音質?100倍アップ。画質?100倍アップ。エンタメ性?100倍アップです。
(俺比)

定番セットのFireTVも装着し、サブスクリプションな映像音源を始め、Youtubeも快適に視聴できる環境に変化しました。

オフに出来ない位相の捻じ曲がった”酔う音”はせず、実にストレートでクリアネス。
普通の音の幸せを感じます。

主に配線加工、一部車両加工を行い、スポッと社外ナビが装着できる空間を作成。
DAを失う事による変化も考慮しながら、最も使い勝手の良い形になるよう作業させて頂いています。

例えば、警告灯がついてみたり、走行に支障が出る事が起きてみたり、等はなく、
お客様的には、音が悪く面白みもないDAが、最新のオンラインカーナビになって、音質も非常に向上した!と思って頂ける形で納車可能です。

DA撤去に関して、使う事はないだろう機能や、代用可能な機能がオフになる。とか、整備する際の小さな注意事項は出てきますので、納車の際にご説明させて頂きます。

”整備する際”の件に関しては、知らなかったからオオゴトになるって爆弾ではなく注意事項程度。
エモーションの人間ではなくとも(お客様ご自身でも)分かる様、出来るようにしていますのでご安心下さい。

 

 

スピーカーは人気のESB Audio。

量感十分の低音域、説得力のある中音域、耳触りの良い高音域と、
不満な音がせず、非常に心地の良いサウンドが特徴のスピーカーです。

カー用スピーカーでは、適した取付と音響調整を行って大化けするスピーカーが多い印象ですが、コイツは付けただけで良くなる。バランスが頗る良いって事ですね。

カーオーディオは、ホームオーディオとは異なり、雨水や湿気による耐久性問題がある為、使用できる材料や、コーティングの工夫が求められます。

その為、狙うサウンドが明確であっても、耐久性等を考慮した上で、その音が出るように製作する事は非常に難しいのですが、ESBは、そこを狙ってきたような。

人間が、良い音だな。と感じる音に仕上げてきた。そんな感じです。

車両やシートポジションに合わせて、最適な角度を狙ってAピラーに埋め込んでいます。

 

ドア内は取り忘れましたがインスタ用があったのでペッ。
この後に遮音スポンジを貼って、内張りを戻す工程辺りです。

ドア防振はPAC1 Ver2.0、バッフルはワンオフのスーパーインナーバッフルです。

PAC1 Ver2.0防振により、スピーカー装着面と、共振により音を出す部分を止め、歪みに繋がる不要な音を止めています。

ワンオフバッフルは、市販バッフルと形が似とるんで、一緒じゃね?と思われがちですが、材料が異なる事は勿論、高さ(厚み)調整が利く事は、アウターバッフルの様な音がするインナーバッフルにはマスト。

ドアの鉄板と内張りの間に収まればよい。
窓ガラスを下げた時に干渉しなければよい。

この二つは当たり前だのクラッカーです。

内張りを外して音を出した時と、内張りを付けて音を出した時の”音の違い”を0に近づける事が大切。
なぜ音が変わるのか?って疑問を持つ事が出来れば一歩前進。理論とトライ&エラーで突き止めた方法で対策します。

勿論、内張りのスピーカーグリルの抜けだったり、バッフルのサイズの限界であったりと、アウターバッフルには叶わない部分もありますので、アウターと音が変わらないと言っているわけではございません。

アウターバッフルとなると、施工時間や材料の関係から、それなりの工賃となりますので、
インナーでもこんなに良い音になるんだな と喜んで頂けるように考えている。という意味ですね。

 

内張りを戻すと元通り。
ノウハウの詰まったドアの完成です。

 

 

今回はラゲッジ床下にスタンダードヒドゥンインストレーション。

FocalのMサブウーファーと、怒涛のアンプ BRAX MX4と、サブ用のD800。
そして、何とか収まりそうということでDA置き場も製作してラゲッジ床下にインストール。

Focalのサブウーファーは、当店ではあまりご紹介しておりませんが、低容量で低い帯域までしっかり鳴る事が魅力の一つ。
ヒドゥンインストールのバッフル効果も相まって、解像度の高いローエンド再生を可能にしています。

MX4は、控えめに言って爆熱アンプなので、周辺の構造や、放熱の構造も頭に入れて製作しないと、夏場にアッチンチン停止してみたり、周辺に影響を起こす可能性があるので、結構考えます。

理想はラゲッジにポン置きしている様な放熱性なので、アンプの下の空間も放熱を考慮した設計にし、小型の電源レギュレータを通して安定動作する超静音の電動ファンを装着したりして、取付しています。

 

皆様、恐らく純正DAが居る方が気になると思いますが、
スペースの都合上、本来装着される向き/角度に出来ないので、接続は行っていません。つまり置いてあるだけ。

ナビの話の部分で、”整備の際に”と記したのはコレ。
少なくとも9インチのカロスポを社外ナビ化した際は必要となる可能性があるので、現仕様では車両に搭載しています。
装着時は、必要な配線を足元まで延長や再取り回ししているので、サイバーを外す必要はありません。

家に置いておいて、必要な時に持ち出せばそれでも良いのですが、
あー持ってくるの忘れた。とか、引っ越しした際にどっかいったとか。

故障などで車を引っ張る際に必要な脱着式の牽引フック(車載工具)と同様、車に載せておけるのなら、その方が良い。という形です。

実際のところ、DAがなくても出来る様(噂)なので、
将来的なシステムアップでスペースが必要になれば、DAどかしてココを使えばOK。

当店のヒドゥンは、出来る限り汎用性を持たせた、将来仕様変更も考慮して製作していますので、
バラせば4,5ピースのパーツに分かれ、DA保管部のみを作り替えれば短時間で空間を確保できる仕様となっています。

 

スタンダードヒドゥンなので、レザー張りのお化粧は無し。

サイズ感1の車載工具に対し、サイズ感9の発泡スチロールで埋まっていた床下スペースを活用。
オーディオシステムと車載工具等を床下にインストール出来ました。

 

こちらの車両は、今流行りのインナーフェンダー防振をご依頼頂いていましたので、そちらも同時に施工。
車両から外すと、内側にオマケ程度の吸音材が貼り付けてある。
つまり、ここを触れば効果があるとトヨタも認めている。という事になるので、オーディオテクニカから販売されている、この部分にも使えますよと解説されている防音材を使用し施工。

 

生憎の雨だったので、雨水と脱脂を入念に行い、
インナーフェンダーの裏側と、インナーフェンダーで隠れる車体側に施工しています。

最近のハイブリッドカーは進化していますので、
走行時にエンジンが停止し、無音走行の場が長い。

つまり、外の音がダイレクトに伝わってくるので、静かになるのであれば、色々と施工したくなる所ではありますね。

車を静かに出来る部分は、タイヤハウス、床、屋根、ドアがメインとなるでしょう。
Fドアはオーディオ施工時にVer2.0に進化したPAC1を施工しておけば、純正状態と比べるとかなり静かになるので、それ以上を求めるのであれば、リアドアの施工でも効果があります。

 

ところで、ココ何処や?って話?

当店のピットをご存じの方であれば、何となくお分かりになるかと思いますが、ハッキリいって車を浮かせる環境には向いていません。

青空の下であれば出来ないわけではないですが、リスクを抱えて行う作業ではないので、かれこれ20年以上の付き合いになる100%信頼できる提携工場と連携して、餅は餅屋Styleで施工させて頂いています。

互いに慣れた作業を受持ち、パーフェクトな仕事ができるので、様々なリスクを回避出来る施工方法だと考えています。

そんなこんなで移動を伴いますので、こちらから、やってみませんか!?と営業トークはしていませんが、お客様からご依頼があった際は、快く承ります。

 

 

音響も考えて作られた高音質ナビと、優秀なスピーカー、怒涛のアンプ
良い音が出ないわけがありません。

当店自慢の音響調整を施して、現状で最高のサウンドが出る様にチューニングを行い、納車となります。

 

 

 

さて、このブログを見て、社外ナビ化にご興味をお持ちになられる方も沢山いらっしゃると思います。

詳細はご相談頂いた際に直接ご説明するとして、大まかに分けると

・DA残すパターン
・DA取っ払うパターン

この2つになります。

前者の残すパターンでは、DAは移動してもらうだけなので、今までの機能は全て動作した上で社外ナビが付く形となります。
この様に書くと、一見そちらが良いに決まっとる!となるのですが、DAに刺さっている50本以上の信号線や電源線をラゲッジまで延長する、控えめに言って非常に時間の掛かる作業と、DAを固定する為の空間作り、そして社外ナビを美しく装着する為の加工費用を合算すると、わりとびっくりする価格になるかと思われます。

後者の取っ払うパターンは、DAに連動する機能はカットされますが、これによって警告灯が点灯したり、走行に支障を来す問題は発生しません。
ですので、移設費用をオーディオ費用に割り当てると、高品質なオーディオを組むことが出来ると考えると、後者の選択もまた、ありよりのありだと思われます。

社外ナビ化、ご興味がある方はお問い合わせください。

 

世の中、純正オーディオの風潮です。

内装のデザインや車両との連携を考えると、それを選ぶ価値があると思われる方も沢山いらっしゃると思いますが、
逆に、自分が好きなナビを付けてみたり、オーディオを付けてみたりが非常に難しくなる事をガッカリされる方も沢山いらっしゃるわけです。

DA仕様もありますが、社外ナビが付く仕様もありますよ。ってなグレード分けが一番良い気がします。
メーカーも分かってやっていると思うので大人の事情でしょうかね。

 

専門店の仕事は、お客様のこれ出来る?を実現する事。
カーオーディオ専門店ですので、感動する程、良い音に仕上げる事は勿論、
車を静かにする事や、内装のリメイク(旧車等)、電気系に携わる事でも、メーカーや提携工場と連携して、お客様の理想を作り上げる事もまた承っていますので、お気軽にご相談ください。

 

アゴヒゲ白石

 

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