トヨタ ヤリスクロス ディスプレイオーディオぉ?音楽は円盤たい!

トヨタ

このブログを書き始めた今日は、
前日から急激に気温が下がり冬並みの寒さ。

チマチマと日をまたぎながら書いているので、
投稿する頃には季節物のはずが、季節外れの写真となっております。

 

さて近頃のエモーションは、ずばり人手不足。
このブログの更新率が物語っているように、ご依頼の数に対して捌く人間の数が足りておりません。

車自体も、新しくなるにつれて触る事が難しくなり、
どうしても1台当たりの時間が掛かるのでマンパワーを増やしたい。

求める人材は、
バチバチの経験者であれば、ある程度店の色に合わせた作業が出来る事。
趣味程度または未経験の場合は、良くなった!頼んでよかった!と喜んで貰いたい。と思っている事。
マインドの方は、経験者でも必須です。

当店はソロプレイではなくチームワークで回しているので、
其々が持つ得意分野を持ち合わせて、お客様が望む理想の形に仕上げる事を目標としています。
ですので、マルチに一人で全部出来る人を求めているわけではありません。

カーオーディオのインストールは、
外見は似ていても、蓋を開けてみると、見た目も出音も全くの別物。

1秒でも早く作ろう、楽に作ろうと思っていれば、当然その様な出音になり、
ここの面取りしたら音良くなるんじゃね?と、ひと手間掛けれるのであれば、出音にシッカリ出てきます。

お客様、同業者、Dラー様、
誰に見られても、”おぉ流石エモーション” と言われるクオリティで納車する事は全車心掛けていますので、ここも大切。

あとは材を加工し、刃物を扱う仕事なので、適当にするとマジで怪我しますので、その辺が大丈夫な方。

 

この辺でしょうか。

いくつか条件ぽい事を書いてみましたが、

結局の所、

”良い音になった!”
” 頼んでよかった!”
とお客様に喜んで欲しいという気持ちがあれば、
殆どの事はどうにでもなります。出来るようになります。

当店は無いモノを作る仕事なので、”よし出来た”の基準はインストーラー次第。
マインドによって結果が大きく変わってきますので、ここが大切だと考えています。

不得意な部分は、得意な人間がカバーしますのでご安心。

という事で、

誰かおらぬか!

求む  ヒト!

 

こんにちは、しらちゃんです。

さて本日は、街中でよく見るようになってきたヤリスクロス。

多くの方が乗っていて、多くの方が不満に思うのが、音。
見た目等は満足しているが、なにぶん音が悪い。

多くの場合、標準装備のディスプレイオーディオ(DA)の音を良くするという考え方で、
スピーカー交換とDSP装着する形で施工させて頂いていますが、

今回のお客様は円盤派。
ジャケットや歌詞カードも作品のうちなんじゃ!とCDで音楽を楽しむ方こその拘りを叶えたスタイル。

DEH-P01をぶち込みます。

carrozzeria | カーAV|DEH-P01
カロッツェリアのカーオーディオ商品をご覧いただけます。

P01と言えば、今もなお現行品として出ている高音質1DINデッキ。

見た目や、操作した時のクリック感から感じる高級志向は所有欲を擽り、
揺れる車内で正確にCDを読むための工夫と、カーオーディオだからこそ必ず必要な音響調整機能を兼ね備えた名機です。

DAの出力はP01のAUXに入れ、
音楽再生では使用しないリアスピーカーを上手く利用して、ナビ案内、ETC挿入など車両情報はリアから喋る様に接続する事でツインデッキでも快適に使える様にインストールします。

P01がオーディオのソースになるという事は、
悪名高きDAの強制的に掛かっているEQや位相の加工を無視する事が出来ます。

ヤリスクロスの音響的特性は良い方なので、
スピーカーインストールも音響調整も通常通り行えば、抜群に良い音になるといった形。
やはり最大の悪はDAのエフェクトであるといったところ。

スピーカーはお持ち込みの
Carrozzeria 旧Vシリーズのウーファーを使い、

ワイドレンジツイーター
CDT Audio Unity6.0P

Unity6.0P(MST-02P)
Unity6.0P(MST-02P)

パワードサブウーファーは定番の
Carrozzeria TS-WX400DA

TS-WX400DA | サブウーファー | スピーカー | パイオニア株式会社
スペース性に優れながらサイズを超えた重低音を轟かす。カロッツェリアのパワードサブウーファー「TS-WX400DA」の特長紹介ページです。

パワーアンプに
Rockford T400-4

T400-4 (パワーシリーズ)
T400-4 (パワーシリーズ)

を上手くまとめて良い音に仕上げます。

 

という事で、ヘッドユニットはディスプレイオーディオ。

とDEH-P01

DAの音はAUXに入れていますが、ナビ案内や、車両情報はリアスピーカーから喋ります。
即ち、P01で良い音で音楽を聴きながらナビを使う事も出来ます。

これ結構便利です。

ただAUXに入れた状態であれば、

ナビ+エフェクト音楽 か 高音質音楽 か
の究極の選択になりますが、音楽再生では使わないリアスピーカーを活用する事で便利に良い音で。を叶えています。

 

純正ではデッキがの下にある小物入れ奥に、DAのUSB入力とシガーソケットがあるのですが、
デッキを装着する事でアクセスが困難になる為、手前に移植。

デッキを後付けする事により純正物が使いにくくなる事を回避しています。

タイトルでは分かりやすくCD使用!を大きく書いていますが、
P01はUSB入力も持っているので、USBメモリに音楽を入れて使う事も可能です。

 

ツイーターはオンダッシュでUnity6.0P

ヤリスのダッシュは傾斜しているので、小さなマウントを簡単に製作し適切な角度になるようゲタを引いています。

このUnity。特徴は低い音から再生出来る事。
ワイドレンジツイーターはカーオーディオでは大変有効です。

 

右ハンドルの運転席から見ると、
左ドアスピーカーは、スピーカーの正面に近い位置で聴く事となりますが、
右ドアスピーカーは、スピーカーに対して90度に近い位置で聴く事となります。

仮にドアの音響加工が左右対称に出来たとしても、
運転席から聴くと音が異なって聴こえるという現象が発生します。

これはスピーカーの構造上の問題であり、純正位置(方向)では必ず発生する、左右スピーカーの中心で音楽を聴けないカーオーディオならではの問題点の1つです。

この現象、低域では大きな問題とならないのですが中高域は大きく影響を受けます。

例えば、女性ボーカルと男性ボーカルでボーカルの位置が異なる。などが分かりやすいかもしれません。

これを回避するためには、
ドアスピーカーから、ズレが発生する帯域を再生させない事がベストです。
高音用にツイーターを設ける2wayや、中音用高音用それぞれ設ける3wayが超絶有効という事になります。

当店では得意の音響調整により、
現在のシステムで出来る限りの”どんな曲でも気持ち良く聴ける音”にして納車させて頂いているので、当店施工車であれば全く気にならない方も多いとは思いますが、2wayから3wayにするなど、物理的な問題点は物理的に解消する方が音はより良くなります。

スピーカーメーカーも分かっているので、
カー用として作っているブランドであれば上記の事を意識して製造してあり、問題にならない場合も多いのですが、ホーム用をカーに流用した系だと顕著に出たりしますね。

 

人間の耳は、低音域には鈍感、高音域には敏感という構造していますので、角度を自由に設定できるスピーカーから可能な限り低い音から再生させ、ドアウーファーとシッカリ繋げてあげる事で、位相ズレを感じさせない、違和感や煩さのない高音質に仕上げる事が可能となります。

 

ドアはPAC1、バッフルはCarrozzeria 6シリーズバッフルです。

近頃はドアの中まで撮る余裕がないので、中の写真は勘弁です。
いつも通り、共振を止め纏まる音に仕上げています。

 

シート下にはT400-4。

ロックフォードは音質用ではないだろうと思われている方も多いですが、
なんのなんの立派なHIFIアンプです。

パワーアンプは、スピーカーとの組み合わせが重要。
自分で止まれるスピーカーに、バチバチに止めれるアンプを合わせると締まりすぎ。
緩いスピーカーに、押し出し強いが止めないアンプを合わせると緩すぎ。

自分で止まれるスピーカーには、押し出しの強いアンプを合わせた方が、スピーカー自身の得意ではない面を補うことができ、アンプってやっぱ必要やね!!!となるわけです。

結局のところ、アンプを付けたいと思った理由が大事。
例えば、締まりほしい。逆に余韻が欲しい、など、その不満を解消できるものを組み合わせる事で、より満足度の高い結果になります。

組み合わせマジ大事。

 

ラゲッジにはWX400DA。

WX400DAは音がクッソデカイのに、ボコ付かない優秀なヤツ。

ズンチズンチとリズムを体で感じれるようになる事はもちろん、

音楽に含まれる空気感、環境音は超低音に多く含まれているので、
ドアスピーカーでは音量的に苦しい超低音をサブウーファーに任せる事で、より臨場感のある音に仕上がります。

オーケストラなどのデッカイホールで録音した音源なんかはサブがあるのとないのでは大違いですよ。

 

最後に音響調整を施して納車となります。

 

 

トヨタのディスプレイオーディオは、エフェクトをオフに出来ない事が最大の問題点。

対策として、

DSPを装着し、そのエフェクトが無い状態に近づける音響加工/調整する。
DSPに外部入力をして、エフェクトをスルーする。
別のデッキを付けちゃって、DAは音楽再生では使わない。

と、現在では幾つかの方法があり、お客様のご希望に合わせて施工する事が可能となっています。

 

車の純正状態は、音楽を聴く環境としては、はっきり言って不向きの状態。
ドラム缶にスピーカー載せているようなもんなので、マイナススタートです。

音響加工にてスタートラインに立ち、ご自身の好みの音が出るスピーカーを装着し、最適な音響調整を施す。
1つ1つ”良い音への道”には必要な工程となります。

全て叶えるとなると、それなりに費用が発生しますが、良い音になった!の感覚は人其々です。

ドア防振だけでもご満足頂けるかもしれないし、
スピーカー交換だけでもご満足頂けるかもしれません。

当店は、

一通り一気にやってしまおう。パターン
少しずつ施工して良い音にしていこう。パターン。

お客様に合わせて、様々なやり方を準備していますので、ご興味ある方はお気軽にご相談ください。

 

アゴヒゲ白石

 

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