残念ながら、どうしても1DINスペースを製作する場所がない車、或いはお客様が車両の加工を望まれない場合。それでいてただ単にスピーカーを交換するだけでは物足りないとお考えの方。それでも最高の音を作ることが可能です。 ナビゲーションをヘッドユニットに用いたまま、ミドルクラスからハイエンドクラスの音質を実現する画期的システムのご提案です。
ハイ・ロー・コンバーターとは、スピーカー出力のままでは、電圧が高すぎてアンプやプロセッサーに入力ができないため、入力可能なレベル(RCAレベル)にまで落とす仕事を行う機器です。純正ナビのほとんどが、市販ナビも一部の機種で、アンプやプロセッサーに繋ぐためのRCA出力を有していません。そのため、ハイ・ロー・コンバーターを用いてRCAレベルにまで出力を落とし、それ以降にオーディオシステムを構築します。それゆえ、このハイ・ロー・コンバーターには高い質が求められるのです。 そこでエモーションでは、低価格のハイ・ロー・コンバーターを数種類集め、徹底的な比較試聴を行いました。その結果、価格、品質の両面に於いて、最も高いクオリティを発揮していたハイ・ロー・コンバーターが、オーディオテクニカのAT-HLC110です。 AT-HLC110はトランス型のハイ・ロー・コンバーターであるため、電源を引く必要はありません。しかし本体からアース線が出ており、これをボディアースへ繋ぐようになっています。おそらく、このアースがポイントで、トランス式のハイ・ロー・コンバーターで発生しやすいノイズをとる役割があるのだろうと推測します。
カーオーディオがホームオーディオと異なる部分は多々存在しますが、最も大きく、そして致命的な欠陥が、左右のスピーカーの真ん中に座れないこと、それからドアスピーカーとツイーターの距離差がありすぎること。この二つの要素のほかにも存在する、様々なカーオーディオ特有の欠点を解消し、ホームオーディオのように音楽を感動的に聴けるようにするために開発されたオーディオ機材が、デジタルプロセッサーです。 昨今では比較的低価格のヘッドユニットにも内蔵されるようになってきたデジタルプロセッサーですが、本格的な制御機能を求めるのならば、やはり個別設計の専用機の方が優れています。
ヘッドユニットは今お手持ちのナビ。それに最先端のデジタルプロセッサーとオーディオシステムを組み上げ、音響加工を施し、最適なチューニングを施すことで、ミドルクラスからハイエンドに迫る音質を実現します。