ハイエンド級の音質を、どこまで安く提供できるか。
優秀な3WAYスピーカーで、万全のインストレーションと調整を施せば、カーオーディオに於けるハイエンド級の音質を奏でる事ができます。そのためには安くて質の良いオーディオ機器を選び、リーズナブルだが極めて効果の高い音響加工(インストレーション)を施す事がポイントとなります。 ではどんな機器を選べばよいのか、またインストレーションをどこまで施せばよいのか、このテーマで探求しました。
見つけた!低価格で高音質な3WAYスピーカー
今年フルモデルチェンジを遂げたJBLパワーシリーズスピーカー。そのラインナップに3WAYがあることに以前から注目していたのですが、最近それを試聴する機会に恵まれました。 なんと、素晴らしいユニットじゃないですか!価格が安いのは恐らくパッシブネットワークを安く作っているからでしょう。それに日本の総代理店の値段の付け方にも感謝です。とにかくユニットとして素晴らしい。ミッドウーファーは低音が高い解像度を保ったままF0付近まで延びているし、ミッドレンジ(スコーカー)はフルレンジとして使えそうなくらいフラットバランス。ツイーターがやや低域特性に弱いなと感じましたが、3WAYで使用する限り、あまり低い周波数は使いませんので問題ありません。安く手軽に3WAYを実現するにはこれしかないでしょう。
JBL P6563Cを、JBLらしく鳴らすためのアンプ。
更に今年から、JBLに新たに加わったアンプのラインナップにGT5シリーズと言うものがありました。これは小型でスペースユーティリティに優れ、価格も抜群に安く、それでいて本格的な鳴りっぷりのアンプと言う触れ込みでしたが、正直言うと、価格から考えて?でした。しかし聴いてみてびっくり!むしろ他のアンプよりもJBLらしい音が鳴り、SNも良く、本格的なパワーアンプとして考えても十分、いやそれ以上の出来栄えに驚嘆しました。さすがに高音域の繊細さがやや劣る所は、価格から考えて致し方ないことでしょう。しかし3WAYのミッドウーファー、スコーカー用として考えるならば、十分以上の働きをしてくれます。 そこでツイーター用には、芳醇で独特の美しい余韻を持つ、ハーマンカードンのアンプを採用。これはかつて一世を風靡したハーマンカードンの復刻版ですが、かつてのハーマンカードンのグイグイ押し出すようなサウンドではなく、むしろヨーロピアンな透明感、聴きやすさ、自然な感じを持つアンプです。以前のハーマンカードンとは良い意味で全く異なるアンプであると言えます。 さぁ、果たして、JBLのP6563Cに、これら二つのアンプを繋いで、ハイエンドクラスと呼んでも差し支えない音が出るのでしょうか・・・・・・出るんです!