たかがナビ、されどナビ 最近のナビゲーション、中でもAVN(オーディオ・ビジュアル・ナビ)機は音質機能が非常に充実し、HIFIオーディオ用ヘッドユニットとしての使用にも耐えうるものも存在します。 その分、良い音を出すためのノウハウ・スキルが要求され、“腕のいい人が手掛ければ別物のように音が良くなる”と言う事が言える反面、“腕の悪い人にかかれば宝の持ち腐れ”と言う現象にも陥り易く、むしろ持ち腐れのまま高価な機能を放置し、ナビとしてだけ使っている人の方が多いのではないでしょうか。 AVN機の音質機能を使いきる!これがエモーションのコンセプトです。
純正スピーカーのままでも、 ナビの調整機能を駆使することによって音は良くなるのだろうか・・・・ なります! ナビゲーションにも搭載されているカーオーディオの調整機能とは、車特有の問題点、最も大きなものだと左右のスピーカーの中心で音楽を聴けないと言う事実や、それに付随したツイーターやミッドバスなど各スピーカーユニットからリスナーまでの距離が均一でない点。更に車ごとに違う車室内音響特性やガラスの大きさの違いによる反射の大小など・・・・・気持ち良く音楽を聴くという欲望を満たすためには多くのハードルが存在している空間、これが車室内であり、それを是正し、音楽をより楽しく、気持ち良く聴けるように調整する装置がカーオーディオに搭載された調整機能です。またその機能を有した機器を“デジタルプロセッサー”と言います。 ナビにはこのデジタルプロセッサーを搭載した物としていない物とがあり、低価格なものほど未搭載の物が多く、ミドルクラスからデジタルプロセッサー搭載機が多くなります。 所がこのデジタルプロセッサーと言うものは調整が大変難し上、車種ごとに大きく異なる車室内特性に合わせ、一台一台調整を施さなければなりません。 中にはAUTO調整機能を持つ機種もありますが、音楽を人間の心を満たすレベルで再生させるにはまだまだ及ばず、芸術的分野ほど機械は人間様には勝てないという見本のようなもので、何もしないよりは少しまし。という程度の音質にしか調整できません。 オーディオの音を感動のレベルにまで向上させるには、結局人間の手で調整しなければならないのです。 しかしこの調整が大変難しく、膨大なノウハウと訓練を要するものです。 腕が良い人とそうでない人が同じシステムを調整したとするなら、その差は雲泥、月とすっぽん以上の差が出ます。 しかし逆に考えれば、ナビをポン付けしただけであっても、抜群のテクニックを持つ人が調整をすれば、ポン付けにも関わらず、期待以上の音質を出す事も可能となるはずです。 エモーションの調整技術は世界No,1クラス! エモーションの調整テクニックは世界最高クラスです。特にエモーション社長、橋本が執筆した調整用テキストと調整用CDは、世界14カ国で使用されており、このテクニックを用いて調整を行えば、ただ付けただけのナビであっても、あなたの期待を遥かに超える音質を奏でることが出来ます。 無論、エモーションでご購入、取り付けされた方は、 全てエモーションにて、無料で音響調整を施してから納車いたします。 これがエモーションでナビを購入する最大のメリットです。
良い音にするためには、ナビにどんな機能が付いていなければいけないのか。 タイムアライメント メーカーによってはタイムコレクション、或いはただ単にディレイなどと呼ばれます。 これは遠くにあるユニットの音を意図的に遅らせて出力することで、リスニングポジションで音の到達を一致させ、ホームオーディオのように左右のスピーカーの中間で聴いているような音を作る事が出来ます。 タイムアライメントがカーオーディオに登場して以来、カーオーディオの音質は根本からけられてと言っても過言ではないでしょう。現在のカーオーディオでは欠くことの出来ない重要な機能の一つです。 クロスオーバーネットワーク 人間の可聴帯域である20Hzから20kHzまでを一つのスピーカーで再生することは不可能なため、大きさの異なる(得意な音程の異なる)いくつかのスピーカーを組み合わせて一つのセットとします。これをスピーカーシステムと呼び、分ける数によって○WAYと呼ばれます。例えばミッドバスとツイーターのセットなら2WAYと言う具合に。 そこで元からあった全帯域の音楽信号をいくつかに分けなければならなくなります。 この分割をアンプ以降、スピーカーの手前の段階で行っている物をパッシブネットワーク、アンプの前で行っているものをアクティブネットワークと呼び前者はスピーカーセットに付属してくるものがほとんどで、後者はアンプの前で分割するため、チャンネル数分のアンプが必要となる事から、別名マルチアンプシステム、(通称マルチ)と呼ばれます。従ってこのアクティブネットワークがデジタルプロセッサーの一機能となります。アクティブタイプにはアナログ方式とデジタル方式とがあり、最近ではデジタルが主流であるため、デジタルクロスオーバーなどと呼ばれます。 さて、ナビにもミドルクラス以上の機種で、このデジタルクロスオーバーが搭載されていますが、1機種を除き、すべての同機能搭載機種で、クロスオーバーはサブウーファーとそれ以外を分ける低域側2WAYとなっています。フロントスピーカーの2WAYをマルチ化できるのはカロッツェリアのAVH-P900DVAだけです。 イコライザー 車種ごとに音響特性が異なり、またガラスの面積によって反射係数が異なる車室内に於いて、音楽をより気持ち良く聴くために必要不可欠な機能です。 ただ単に高音、中音、低音などの帯域間のバランスを取るだけにとどまらず、難しい言い方をすれば、基音とハーモニクスのゲイン軸でのバランスを整え、情報量や解像度を上げることにも役立ちます。イコライザーにはグラフィックイコライザーとパラメトリックイコライザーとがありますが、使いやすさと効果を考えると、圧倒的にグラフィックイコライザー(略してグライコ)に軍配が上がります。 またグライコはバンド数が多いほど調整が難しくはなりますが、その分細かく調整が出来るようになり、高音質への可能性は広がります。 5.1チャンネルプロセッサー これはカーシアターを御希望される方にのみ、必要な機能です。 市販されている全てのAVN機はDVD再生機能を有しますが、DVDを再生できるからと言って必ずしも5.1chに出来るとは限りません。この5.1chプロセッサーが入っていないと5.1chシステム、要するにカーシアターは作れないのです。 余談ですが、私の知る限り、純正カーオーディオにはこの5.1chプロセッサーを搭載しているものは存在しません。意外とお感じになる方もいらっしゃるかもしれませんが、純正でオプション価格50万円以上の「カーシアターシステム」と書かれたものをすべて調べましたが、それらはアナログの“マトリクス方式”を採用したシアターシステムで、80年代から90年代にVHS或いはLDを用いたホームシアターシステムで良く用いられていたものです。この特徴はアンプが2ch一台で済む事から、5.1chのデジタル方式に比べ、遥かに安く上がる事です。にもかかわらず50万円以上と言う価格設定は些か高額なようです。50万円もあれば、市販のナビを用いた、立派なデジタル方式の5.1chサラウンドシステムが作れるからです。この辺りも私が純正オーディオを絶対にお勧めしない理由でもあります。 調整機能だけでなく、ただ単に出てくる音が良い事も大切。 どんなに細かな調整機能を有していても、ナビから出てくる音声信号そのものの品質が悪ければ、音楽を感動のレベルで再生することは不可能です。従ってナビ自体にも高い高音質再生能力が求められます。 次にエモーションがお勧めする、ナビ機能、音質共に十分なナビゲーションを御紹介しますが、音は良いけれども調整機能が不足しているものや、調整機能が十分であるにもかかわらず、根本的に音が悪いと思われるものは省いております。 ただし掲載しなかったナビがすべて悪いと言うわけではなく、エモーションで十分に検証するチャンスの無かったものや、音声機能以外のナビ機能が大変優れているものなどもございます。 どんなナビを選ぶかはあなた次第。以下に紹介されていないナビでも、使用目的や好みに応じてお選びください。
オーディオ専門店としては破格のお値段です。 もちろん、調整料は無料! 取り付け費は車種によって若干異なりますが、世間的な相場とほぼ同じです。 純正スピーカーのままでも、当店の調整技術を用いて良い音を作ります。 ご存じナビゲーションの最高峰、カロッツェリアサイバーナビシリーズです。 ナビの機能が凄いのは今更言うまでもありませんが、オーディオ調整機能だけでなく、このナビから出力される音声のクオリティも抜群です。5.1chプロセッサーも内蔵していますので、シアターシステムで迫力の音響空間を作ることも可能。 VH9990はインダッシュ型の1DIN+1DIN機。音質専用ヘッドユニットを付けた高音質システムなどと併用したい場合にはナビ本体ユニットを別の場所に取り付けすることが出来るため、2DINしかない車でも1DINスペースを空ける事が出来ます。 ZH9990は2DIN機。センターコンソールにすっきり収め、ナビをヘッドとして高音質オーディオシステムを組みたい方にピッタリ。 詳細はカロッツェリアHPにて http://pioneer.jp/carrozzeria/
■サイバーナビを用いたお勧めオーディオシステム サイバーナビはやはりその機能を最大限に活かせる5.1chカーシアターシステムがお勧めです。 ただしDVDの2ch再生やCD、或いはi-podに録音した音声やHDD録音など、ステレオ再生を高音質で楽しまれたい方には“バイワイヤリングシステム”がお勧めです。以下に参考例を示します。 センタースピーカーやサブウーファーを省略しない、本格的な5.1chカーシアターシステムです。 サイバーナビによる、全ナビゲーション中最高音質とオーディオ専用機並みの音響調整機能によって、驚愕のサラウンド体験が可能です。無論、音響加工はエモーションクオリティで調整後、納車されます。 エモーションのスピーカー交換プランとサイバーナビの組み合わせです。このシステムを選ぶと5.1chには出来ませんが、スピーカー出力4chを全てフロントスピーカーに振り分ける事から大変パワフルでより品質の高い音で音楽をお楽しみいただけます。 ※取り付け費は標準的な国産車の場合に限ります。輸入車や一部の国産車では別途お見積りとなります。 ■もう一つのサイバーナビお勧めオーディオシステム 最高のカーシアター用ヘッドユニット、AVH-P900DVAを用いた2度とない超特価システム! カロッツェリアAVH-P900DVAは、5.1chカーシアターシステム用としては最高のヘッドユニット、それに専用ナビのAVIC-H9000を組み合わせ、フロントスピーカーとリア・サテライトスピーカーだけを用いたシンプルなサラウンドシステムに、エモーション独自の高度な音響加工、取り付け技術、調整技術を駆使した最高の音に仕上げます。 これほどのクオリティでは二度とないかもしれない超特価です。 ※このセットには地デジチューナーが付属しておりません。テレビ放送を御希望の方は、別途GEX-P90DTVをお買い求めください。 ※サブウーファーシステムを追加されることにより、映画の爆発シーンなどで更に素晴らしい臨場感をお楽しみいただけます。 ※AVH-P900DVA+AVIC-H9000の特価セット単体を御希望の方は、お問い合わせください。
パナソニック・ストラーダのミドルクラスナビです。 HW890Dはブルートゥース機能内蔵、HW860Dはブルートゥース機能なしのモデルです。 このナビを選んだ理由は、実はあまり知られていませんが、タイムアライメント機能を持っていると言うところです。 タイムアライメント調整を行う事で、カーオーディオはホームオーディオのように、左右のスピーカーの真ん中、ベストポジションで聴いている時と同じ音場、音像を楽しむ事が出来るようになります。カーナビのオーディオ機能におけるタイムアライメントの有無は、無視できないほど大きく、これがあるかないかで音楽の聴こえ方が全く違ってきます。 ブルートゥースが必要で無い方は、それ以外の機能は全く同じですのでHW860Dの方がより安く、お勧めです。 詳細はパナソニックHPにて http://panasonic.jp/car/ ■ストラーダ・ミドルクラスを用いたお勧めオーディオシステム ストラーダミドルクラスには5.1chプロセッサーが内蔵していませんので、タイムアライメントを用いたステレオHIFIシステムで音楽や映像を楽しまれる方法がお勧めです。 それにはフロント・リア4chの出力を全てフロントスピーカーに入力する当社独自の方式、“バイワイヤリングシステム”が有効です。これにより、各スピーカーユニット間の位相的ずれを是正し、よりリアルに、臨場感に富んだ音に仕上げる事が可能となります。 アルパイン製ナビゲーションの近年における発展は実に目覚ましく、ナビ機能もさることながら、画質と音質に高いこだわりを感じさせる仕上がりとなっています。 まず特徴的なのは、メモリーナビのVIE-X05を含む全ての機種で、5.1chプロセッサーと音響調整用のデジタルプロセッサーが搭載されている事です。 これにより、比較的安価なメモリーナビであっても抜群の音響空間を作り出す事が出来、ナビに取り付けスペースを奪われても、音への夢をあきらめる必要がなく、ナビとサウンドクオリティを両立させたい方には最適なナビと言えます。 詳細はアルパインHPにて http://www.alpine.co.jp/ ■アルパインナビを用いたお勧めオーディオシステム アルパインナビの性能を最大限に発揮するシステム。 シアター派の方は5.1chを、2chステレオ派の方はバイワイヤリングシステムがお勧めです。 センタースピーカーやサブウーファーを省略しない、本格的な5.1chカーシアターシステムです。 アルパインナビ特有の高画質と高音質がお楽しみいただけます。 無論、音響加工はエモーションクオリティにて調整後、納車いたします。 エモーションのスピーカー交換プランとアルパインナビの組み合わせです。このシステムを選ぶと5.1chには出来ませんが、スピーカー出力4chを全てフロントスピーカーに振り分ける事から大変パワフルでより品質の高い音で音楽をお楽しみいただけます。 ※取り付け費は標準的な国産車の場合に限ります。輸入車や一部の国産車では別途お見積りとなります。 ■ナビ購入の極意 純正は可能な限りやめておこう。 私が市販品を販売している人間だから言うわけではありませんが、ここだけの話・・・・ 車メーカーの純正ナビゲーションは、ナビ機能、音質共に、市販ナビよりも遥かに劣ります。価格と機能を比較すると純正ナビは買い損だと言わざるを得ません。 オーディオレスが選べるなら、なるだけオーディオレスで車を購入し、純正ナビの装着は避けたほうが良いでしょう。 純正ナビのメリットは新車購入時に一緒にローンが組めることくらいですが、それでも昨今ではディーラーさんでも市販ナビの取り扱いが増えています。 お気に入りの車があっても全てナビ標準装備だった場合。 標準装備の純正ナビは取り外しが不可能な場合が多いので、あくまでナビ機能のみと考え、どこかに1DINスペースを作ってデッキを入れるとか、或いはナビがインプット可能なデジタルプロセッサーを用いてオーディオシステムを構築するなどと言った、ナビとは別にオーディオシステムを構築する方法が勧めです。 音にこだわるなら専門店、価格にこだわるなら量販店か通販 ナビを用いた高音質なオーディオシステムにご興味がおありで無いならば、専門店でのご購入はお勧めしません。純粋に価格だけなら通販や量販店のチラシ特価の方が遥かに安くなります。 しかしナビをヘッドとしたオーディオシステムをお考えで、しかも高音質が御希望なら、専門店でのご購入がお勧めです。 なぜならば、品質に責任を持つ事はどんな店でも当たり前の事ですが、音質に責任を持つのはオーディオ専門店だけだからです。 ナビの世界は安かろう悪かろう。 同じブランドのナビであれば、価格差がそのまま性能差となるのがナビの世界です。 お使いになりたい機能を良くお調べになり、ご納得の上でご購入ください。 良く調べもせずにケチって安物買いすると、後で困ることになるかも・・・・ 超激安は危ない。 お店の利益を極限まで抑えた販売をしている激安業者は、あまりにも儲からないという不満を潜在的に抱えています。それがサービス面に出る事があるのです。 あまりにも安すぎる業者は、お客様からの問い合わせや購入後のサービスを非常に面倒くさがる事があり、トラブルに繋がる事があります。 安い方がいいに決まっていますが、安すぎる場合はサービスが煩雑になる可能性がある事も熟知しておいてください。