プジョー 3008 スピーカー交換+DSP+AMP取付

外国車

 

北海道の登別地獄谷。

 

わたくし”しらちゃん”は、北海道へ旅に出ていました。

 

北海道は、大型連休にしては構えるほど混んでなく、快適な旅でした。

 

いつも通りの写真旅ではあるのですが

天気が微妙だったこともあり、食い倒れツアーへ早々に変更。

 

やはり海鮮、ウマウマでした。

 

 

さて長いゴールデンウィークが終わり、やっと初ブログ。

 

毎日、黙々とインストール作業をしていたり

もう半袖でも汗をかく気温、湿度な事もあって、仕事が終わったらグッタリ。

 

なかなかブログを書く時間を取れずにいましたが

やっと体が慣れてきた事もあり、ブログを書き始めました。

 

 

ラフ更新できるインスタやFBは、ちょこちょこ更新しているので、

興味があれば、そちらもどうぞ。

 

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さて本日は、プジョー 3008。

国産車とは違い、一筋縄ではいかない車です。

 

まだ情報が少ない型ですが

経験を活かしてインストールしていきます。

 

システムは、

最近、当店でオススメしている

Helix DSP MINI + Carrozzeria GM-D1400ⅱ

 

今現在販売されている機器で

”音質”と”拡張性”そして”コスト”を考えるとベストバイではないかと思います。

 

Helix DSP MINIは、

DSP PRO Mk2と同じ、味付けのない素直な出音なので

”チャンネルが少ないPRO”ぐらいのイメージで良いかと思います。

 

格安外部アンプの部類のD1400ⅱは、

¥16,000という価格を考えると、とてもコスパが良い。

駆動力があり、パワーをかけた方が良いスピーカーでも動かせます。

 

この組み合わせにしておけば、

後に、”アンプを良いのに変えてみたい”となった時に

サッと交換する事が出来るので

拡張性も含めたシステムプランになっています。

 

 

 

後ほど書いていきますが、

純正ナビをメインで使う予定であれば

ある意味このシステムである必要があります。

 

スピーカーは JLaudio  C1-650。

 

これまた後から書いていきますが

この車はインナー取付は、かなり制限があります。

 

裏も厳しい、表も厳しい。

 

 

そんな話も交えながら、ご紹介していきます。

 

 

 

ソースは、純正ナビ。

 

今時の車は、

エアコンから故障診断から、何もかも、この人が管理しています。

 

で、音が良ければ誰も困らないのですが

残念ながら問題多ありです。

 

 

イコライザーや低音ブースト等、

色々と音響エフェクトがプリセット(オフに出来ない)状態で入っています。

 

そして、その効きの具合が今世紀最大級。

もうね、何じゃこれって感じです。

 

何もしていない状態で純正アンプは悲鳴を上げて、若干歪んでいます。

 

これは、中々やっかいです。

 

 

こんな時は別途、デジタル入力。

とすれば簡単なのかも知れませんが、それはお客様の使い方次第。

 

使いやすさ等で”純正ナビ”で音楽やTV等を楽しみたい。

とご希望される方も多くいらっしゃるので

 

予算内で、純正ナビでも良い音を目指して施工していきます。

 

 

 

 

スピーカーは、JL Audio C1-650。

ツイーターはベストアングルマウントです。

 

1本まるまる作るAピラーワンオフと比べ、

コストを下げて、ベストな角度で取付出来る事が魅力なマウント方式です。

 

ツイーターマウントを製作し、

純正ピラーに似た質感の生地を巻き、ネジ止め。

 

Aピラーワンオフと比べると、見た目は少々付いてます感が出るものの

取付角度はベストの角度を向いているので

 

音の繋がりの良く、定位感のあるサウンドに仕上がります。

 

 

 

ドアです。

 

スピーカーの振動で最も共振する鉄板は、

スピーカーを固定している鉄板部です。

 

ここの”パイ~ン”という共振音を止めない事には、

鉄板の共振音の混ざっていない

純粋なスピーカーが出す音を聴く事は出来ないので

 

まずはPAC1防振を施工します。

 

 

続いてインナーバッフル製作。

 

表側も裏側も、余裕がないドアなので

数mmのギリなクリアランスを狙ってスーパーインナーバッフルを製作し、

ウーファーを取付しています。

 

 

ポケットの一部としてレイアウトされたスピーカー部は

ドアの大きさを考えたら、かなり窮屈なスペース。

 

スピーカーの裏側に何もないのであれば

奥に入れれば、大概のスピーカーが入るので問題なき事が多いのですが

 

残念ながら見事に窓のレールが居てますので

 

インナーバッフルで取付出来る社外スピーカーは、かなり絞られます。

 

 

 

 

純正スピーカーです。

えぇ、薄いです。

 

スピーカーに合わせてmm単位で厚みを調整できる

ワンオフバッフルでないとスピーカー交換は難しいかもしれません。

 

 

 

さてこのプジョーさんの純正ナビの音。

妙に凝っているところがあるようで、

 

音量を0から数クリックだけ上げた小音量時は

低音ぶち上げブーストで、必要以上に低音が出てます。

 

薄型、超コストダウンのユニットな純正スピーカーで

低音がブーストされた状態で音量を上げれば

”バコバコ”と底付きするのが想像付きますが、

 

ところがどっこい

音量を上げても、気になりません。

 

 

??

 

ブースト可変式だと、、、!?

 

 

音量が上がるにつれて、低音ブーストが0に近づく。

という、普通の音からしたら”超違和感”な不思議な仕様。

 

なにこれ無駄に凄い。

 

 

 

ここで

インプットを触れる(本来の状態に戻せる)Helix DSPが真の性能を発揮します。

 

まずは、どう弄られているのか。を確認した後

それを本来の音源情報に戻す調整を入れます。

 

ただこの場合は、メジャーで実測を測ったりしても参考にならないので

完全に耳で勝負です。

 

これは、何万回と聞き込んだ音源で調整しているから分かる事であって

親方が”調整音源は数曲に絞る事”と言う理由はココにあります。

 

 

低音ブーストに関しても

純正ナビの音量を、ある所まで上げていれば

邪魔する程のエフェクトではなさそうなので、

 

DSPの入力感度を下げ、純正ナビの音量を上げめに設定する事で

変にブーストされる域をかわして対策。

 

 

入力側の調整を完了し、本来の音源の音に戻した後

やっといつもの調整に入ります。

 

 

出力側の各スピーカーの位相、タイムアライメント、EQ等を設定し

整った音に調整していきます。

 

 

 

 

久しぶりに燃えたぜぇ。

と言いながら調整を終えた親方。

 

取付しただけの状態だと

 

ドオオオオオオンとなる低域と、

チキチキチキチキとなる高域。

 

美味しいボリュームを使うゲイン、XO、TA、EQ等を調整する事で大変身。

 

違和感を感じないスムースで

抜けの良い定位感のある音になりました。

 

 

今回は、元が余りにも普通ではなかったので

特にびっくりするほど、良い音になりました。

 

 

 

アゴヒゲ白石

 

 

 

 

 

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